3月31日は、トラスジェンダー可視化の日らしいです。
東京新聞の記事より。7人のトランスジェンダーのメッセージ💛
「たくさんの仲間がいます」「楽しいよ」国際トランスジェンダー可視化の日 7人がメッセージ【動画】
「今はありのまま、楽しく生きてます」「安心して」ー。生まれた時の性別と異なる性で暮らすトランスジェンダー7人が、昔の自分自身へ語りかけるメッセージ動画を、31日からインターネットで公開した。当事者が自分たちの存在を社会に発信する「国際トランスジェンダー可視化の日」(3月31日)に合わせた企画。周囲の無理解や差別的な言動で胸を痛める若い世代へ、人生の「先輩」から前向きな言葉を贈る。(奥野斐)
動画は、トランスジェンダーの現状を伝え、若い世代を勇気づけたり周囲の理解につなげたりしたいと、看護師で映画監督の浅沼智也さん(33)が企画。浅沼さんは男性として暮らすトランスジェンダーで、当事者に出演を依頼し、オンライン参加の1人を除いた6人が3月上旬に集まって撮影した。
◆過去の自分へ「つらかったよね」
約3分の動画のタイトルは「国際トランスジェンダー可視化の日 『あの日の自分へ』 7人のトランスジェンダー当事者からのメッセージ」。モデル・俳優のイシヅカユウさんは20歳のころの自分に向け、「とてもつらくて死んでしまいたいと思っているかもしれませんけど、31歳の私、まだ生きています。楽しいよ」と笑顔を見せた。
浅沼さんは、小学2年のころの写真を手に「自分らしくいられなくて、居場所もなくてつらかったよね」と振り返りつつ、「今たくさんの仲間が近くにいます」とガッツポーズした。
LGBT理解増進法案の議論に伴い「法律ができたら女性と偽って男性が女性用トイレや女湯に入ってきて、利用を断ったら差別になる」といったデマや誤情報が広がり、トランスジェンダーへの誹謗ひぼう中傷や誤解も目立つ。「未来が見えない」「外出するのが怖い」などの声も上がる。浅沼さんは「トランスジェンダーのリアルな姿や、夢をかなえている当事者もいることを知ってほしい」と話す。
動画はユーチューブで31日午前零時に公開。
https://www.youtube.com/watch?v=InbiBp1ERm0
国際トランスジェンダー可視化の日
こちらは、昨年の企画のようです。興味持たれた方は読んでみてください。トランスジェンダーからのメッセージ。
https://trans101.jp/2022/03/25/march31/
それから、橋本愛さんの『私の読書日記』より。橋本愛さんは、何も知らずトランジェンダー女性を誤解されていたようです。それをトランジェンダーの方からの声掛けによって理解されていきます。この件でトランスヘイターは、トランス活動家が橋本さんの言論を封じ、無理やり謝罪させたなどと書いていました。事実はちがっているようです。
記事は、途中有料になるようでしすが、無料読めるところからも橋本さんの姿勢が読み取れます。知らなければ、女子トイレや女子風呂などでデマで不安にさせられている人も多いと思います。
【橋本愛 『私の読書日記』より 週刊文集電子版】
×月×日
私がこれから記述する、極めて短期間で学んだ知識、表現、言葉には、依然として理解の足りていない内容が含まれる恐れが十分にある。また紙幅の都合上繊細なディテールを省略してしまう場合もある。至らなかった点については都度学んでアップデートしていくことを自分自身に約束する。
何の知識もないままに、究極的に安易な誤解をし、あらゆる人たちを気づかぬうちに排除しようとした。結果、私の大切な人たちを深く、深く傷つけた。トランスジェンダー(出生時に割り当てられた性とジェンダー・アイデンティティが一致しない、違和感があるなど)を含むLGBTQ+の方々が、子どもの頃から今までどんな苦しみの中で生きてこられたかも知らずに。「おとこおんな」などと馬鹿にされ殴られるなどのいじめ、性別適合手術の経済的負担や苦痛、気を失いそうな痛み、トイレなどの環境で自分が誰かにとっての脅威になるかもしれないという恐怖、身体が性自認と異なる方向に変化していく恐怖、「身体が男性」という言葉がいかに暴力性を孕んだ言葉であるかということなどさえ知らずに。大切に思っていたはずの人たちを、あろうことか自分の手で深い悲しみに突き落としてしまったことに、私は心の奥底から絶望したのだ。
初月300円でこの続きが読めます。 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b5545
私は、コンビニで立ち読みかな(笑)
未来(生まれ変わるとき)のあたしへ
ずいぶん我慢強い子だったと思います。でも今度は、あなたはあなたらしく生きてください。「男らしく」なくていいから、そして「女らしく」にもこだわらなくていいからね。
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