女の子だったらよかったのにーこころのままに-
心はずーと女子だったわたし(今こころのままに)
鈴木亮平が語る、役づくりと同性婚
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映画「エゴイスト」でゲイ役の主演を演じた俳優の鈴木亮平氏のインタビューと記事です。


まず日テレによるこの映画に関連したインタビューです。真剣に答えられていますし、LGBTについて理解しようとする姿勢、同性婚への賛同。すごく共感もてるインタビューとなってます。

【ゲイ役演じた鈴木亮平】今求められるのは「自分たちの社会を変えてみようという勇気」
https://www.youtube.com/watch?v=7MDgvVgdSsY



こちらの記事もすごくいいです。

鈴木亮平が語る、役づくりと同性婚──当事者に納得してもらえるゲイムービーとは?
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20230123-gqhype-ryohei-suzuki-hype

鈴木



 2020年に逝去したエッセイスト、高山真の小説『エゴイスト』が実写映画化され、2023年2月10日(金)に公開される。主役を務めた鈴木亮平に話を訊いた。



「最初に台本を読んだとき、僕がこの役をやるべきなのかどうかすごく悩みました」

映画『エゴイスト』について、鈴木亮平はそう述懐する。
同作は、エッセイストの高山真(たかやま まこと)による自伝的小説を原作にしている。鈴木が演じたのは、高山自身が投影されているであろう主人公の浩輔だ。浩輔は14歳のときに母を病で失い、ゲイである自分を押し隠して、田舎町で思春期を過ごしたのちに上京した青年。東京でファッション誌の編集者として開放的な毎日を送るなかで、パーソナルトレーナーの龍太(演・宮沢氷魚)と出会い、恋に落ちる。だがある日、2人の仲は突然断たれてしまう──。
「自分が演じることによって、ゲイにたいする偏見やステレオタイプを世に広めてしまう危険性はある。そうならない状況で撮影できる確信がもてなければ、僕がやるべきではないんじゃないかと考えていました」


その不安は、LGBTQ+インクルーシブ・ディレクターのミヤタ廉とインティマシー・コレオグラファーのSeigoが撮影に参加することで和らいだという。前者は脚本の段階から性的マイノリティに関する描き方などを、後者はセックスシーンなどインティマシーシーンの所作や動きを監修する註。さらに、浩輔の友人役には、原作者である高山とも交流のあったドリアン・ロロブリジーダをはじめ、すべて当事者たちがキャスティングされた。これは松永大司監督のこだわりのひとつでもある。浩輔と友人たちが飲み交わしてはしゃぐシーンは、映画のなかでも強い印象を残す。


「それならやれるかもしれない、と。日本では、LGBTQ+に限らず、マイノリティのリプレゼンテーション(=表象)が欧米などに比べて進んでいないのが現状です。そうした状況では、まずはとにかく作品がつくられるのが第一歩だと思いました。海外もそこからスタートしたわけで。その結果として、当事者が演じるべきかといった問題を含め、リプレゼンテーション全般についての議論がもっと活発になっていけば、社会全体や僕たち映画製作者の意識も前に進んでいけるのではないかと考えています。『エゴイスト』は、必ずしもセクシュアリティだけが中心のテーマではありませんが、主人公2人がゲイである以上、まずは当事者のコミュニティにきちんと共感してもらえるゲイムービーとして成立させたいという思いは
強くありました」


高山は2020年に他界している。役づくりは、生前の高山を知る友人たちに話を訊くところから始まった。
「なるべく多面的に、いろんな場での高山さんを知っている方々にお話をうかがいました。やはり根底の感情の部分は押さえないといけないな、と。ご本人が生きていらっしゃったら直接お話をしたうえで『好きに演じていいですか?』と訊けるけれど、撮影の直前に亡くなられていたので、本当にきちんと役をつくっていかないと、顔向けができないと思っていました」

ただ、自伝的小説とはいえフィクションに落とし込んでいる以上、浩輔は高山そのものではない。さらにそれを映画のなかのいちキャラクターとして演じるとなれば、そのための人物造形を練り上げる過程が必要になってくる。

「うかがった人物像をそのまま演じると、それは物真似になってしまいますから。僕はいつもそうで、自分がもっている引き出しと混ぜ合わせないとキャラクターが1人の人格として浮き上がってこないんです。それがないと、観ている人が『演じているな』と感じるものになってしまって、心に響く作品にはならない。いろんな原料を集めて、自然にブレンドして醸成させることが必要なんです。今回はそのためにいろんな方の話を聞いて、そこから醸成させて抽出したような感覚です」


「同性婚の法制化は実現すべき」
鈴木が原作小説の文庫版に寄稿した解説文には、こうつづられている。

「中学生の浩輔のように自らのセクシュアリティを理由に命を絶つ選択を考えてしまうような少年少女が、この国から、この世界から1人もいなくなることを私は願います。そのためには私をふくめた社会全体の意識の変革、教育や制度の改革が必要だと感じています」

本作を世に発表するにあたって、鈴木は「演じる以上の責任があると考えている」という。
「自分なりに性的マイノリティに関する社会的状況を調べるなかで、日本は多くの点でまだまだ生きづらい社会だなとあらためて思いました。歴史的に欧米に比べれば激しい差別は一見少ないように見えるけれども、そのぶん見えづらい形で差別や偏見が根強く残っているのを感じます。自分のなかにもいまだに無意識の偏見があるのを感じますし、欧米のあり方がすべて正解とは思わないけれど、僕たちは次の段階に進まなくてはいけない時期に来ているのではないでしょうか」
そう語ったうえで、話は同性婚の法制化に及んだ。

「いま変えられることとしては、同性婚に関して法制化するべきだと考えています。賛成意見も反対意見も注意深く読ませていただいた上で、自分の意見が固まりました。さまざまな角度からの意見がありますが、これは何にも優先して個人の尊厳や人権の話なんだと。 “国”が結婚という形を認めることは、『当たり前の存在ですよ』と法的に明言すること。それによって僕たち社会の意識は確実に変わるし、思い悩む思春期の子どもたちの心もかなり軽くなるんじゃないか。今回あらためて勉強して、そういう思いは非常に強くなりました」

面と向かって聞いていると、この力強い言葉が間違いなくその身の内側から生まれてきていることがびりびりと伝わってくる。鈴木亮平の比類ない存在感は、自身の考えを自身の言葉で語ることができる知性に裏打ちされている──筆者はそんな確信を得た。



昨日Twitterに以下のような投稿して、炎上しました。

かつて人種差別が履行されていた国では、白人女性が黒人が同じバスに乗るのは恐怖だと訴えていた。それは白人女性の権利を守ることでなく黒人差別であった。この人の発言は、この白人差別女性と同じ。トランス女性差別でしかない。

トランジェンダー女性差別の問題を黒人差別の問題に例えたのがよほど気に食わなかったらしいのですけどね。あらゆる差別には、よく似た社会構造があります。人種差別、障がい者差別、性差別。ある差別は世知化されてある差別はよくない。そんなことないです。すべての差別は、許さない。




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イルカが歌う伊勢正三の曲が好き💛

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シンガーソングライター2021年でデビュー50周年、今年で53周年。イルカさんのおっとりとした性格と歌声すきです。それにいつまでもお若いです。

特に わたしは、イルカが歌う伊勢正三氏の曲が好きです。

 イルカのロデビュー曲『あのころの僕は』 伊勢正三氏といっしょに歌ってます。



最大のヒット曲は、『なごり雪』ですね。イメージ的には、ちょうどこれから3月でしょうか。
「なごり雪」と言葉は、伊勢正三氏の造語みたいですね。



 私が一番好きなのは『雨の物語』  この画像若ですね。 






 『海岸通り』もわたしの大好きな名曲だと思います。







あ、すべて別れの曲ですね。




最近の記事です。主に夫とのことを語られています。興味ある方は余で観てください。
 
[イルカさん]夫に「私を全部あげます」…最愛の人はパーキンソン病 きっと天国で「僕たちも役に立ったよね」と言っている  https://news.yahoo.co.jp/articles/01e8bbf432ae69b727336ccf45f197350790d575?page=1




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LGBT差別禁止法が制定されると男性が女性といって女子トイレや女子風呂に入れるようになるというデマ!


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中曽根元外相、元国会議員が、男が女子トイレや女子風呂に入るようになり、そういうことをめぐって訴訟も多くなる。こうしたことがおこりうる「差別は許されない」とする文章に懸念ということです。この間何度も指摘した論外な滑稽な話なのですけどね。


LGBT議員立法 中曽根元外相「差別は許されない」の文言に懸念


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230222/k10013988261000.html

2023年2月22日 18時03分

LGBTの人たちへの理解を増進するための議員立法をめぐり、自民党の中曽根元外務大臣は、焦点となっている「差別は許されない」という文言を盛り込むことについて、懸念を示しました。


LGBTの人たちへの理解を増進するための議員立法は、おととし、自民党内で意見がまとまらなかったため、国会への提出が見送られ、自民党内では、一部で反発が根強い「差別は許されない」という文言の修正を模索しています。


こうした中、自民党の中曽根元外務大臣は、所属する二階派の会合で「理解を増進するのは当然で、法案をつ自民党の中曽根元外務大臣は、所属する二階派の会合で「理解を増進するのは当然で、法案をつくることは大賛成だが、議員立法として野党側と話し合いをしているうちにだんだん問題が出てきた。その中の1つである『差別は許されない』というひと言については、よく考えていただきたい」と述べました。

そのうえで「例えば、男性の体をしていて、自分は女性だという性自認の人が、女性用のトイレに入ってきた場合に、施設の管理者が出て行くように言うと、差別だと言われ、裁判沙汰になりかねないが、そうした問題が全然議論されていない」と指摘しました。


LGBT関連法案が成立しても変態男が女子風呂に入ることは許されません。今までと同じように逮捕されます。このイラストのように変態男が女子風呂に押し掛けるようなことは、起こりえません。それはトランスジェンダー女性への悪質で差別的なデマです。

だいたいトランス女性が、コンプレックスのある○○をぶらぶらさせて、恥ずかしげもなく女子風呂に入るなどということは、考えられないです。
トランスヘイター



この問題で最近紹介したことのある哲学入門CHのじゅんちゃんが、わかりやすくその考えのおかしさを指摘されています。

https://www.youtube.com/watch?v=SDBeoKwnZJ4

LGBT推進法で「女風呂に自称女の男が押し寄せても逮捕できなくなる」の


冷静で論理的なわかりやすい話ですね。説得力ある論理ですね。ただありえないようなデマで怖がってしまう人たちもいるようです。こうして逮捕されるような問題は、トランジェンダーに問題があるわけでなく性犯罪や性暴力をふるう本人に問題があるのです。


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嫌い、嫌い体育なんて大嫌い! 
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ちょっとメイク濃いかな?加工メイクだけどね。


体育なんて嫌い!大嫌いでした。でも子どものころは、言えなかったんです。運動音痴だったし、それに中学からは体育の教師って暴力的でなじめなかったんです。でも体育好きな子多かったし、嫌いって言うと仲間外れにされそうだったし、算数と国語が好きって言ったら優等生だと思われるし・・・水泳の授業なんて、男子用の水着って恥ずかしかったし。。。体育の授業でいい思い出なかったんです。運動会でやらされた行進の練習、軍隊みたいでいやだったし。運動会の行進に軍艦マートだったこともあったし。戦前じゃないよ行動計座成長期だよ。言い出したらきりがないけど。いやなことばかり😢

今思うと一番嫌いなのは、体育と体育の授業。体育なんか大嫌い。



面白いホームページ見つけました。


体育・スポーツのジェンダー・セクシュアリティのポリティクス
 ー「誰も置き去りにしない体育」をめざしてー

https://sites.google.com/view/pegp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

PEGP研究プロジェクトについて

体育は初等中等教育の必修科目として存在感があるだけでなく,部活動や学校行事と輻輳しながらそこで学び活動する人々に正負のインパクトを与え続けています.

私たちがこれまで進めてきた研究では,競争や他者の視線にさらされ,「ボールこないで」と願うような学習者の存在が明らかになりました.「友達の視線が刺さる」「頑張っても評価されない」「生理中でも水泳を強制された」など,苦しい体育授業の経験についての声が浮かび上がってきました.「運動のできない自分が悪い」と沈黙してきた声から,体育の学びが保証されず,学びの格差が拡大している状況が見て取れます.学校体育では,ゲーム性を楽しみ,ハイパフォーマンスを競うことに喜びを見出す生徒の存在やその価値がクローズアップされる一方,㏄

「体育嫌い」の声は,体育で教え学びとることは何かという体育の目的を問い,競争的なスポーツ中心のカリキュラムに疑義が投げかけてもいます.

このPEGP(Physical Education & Gender Politics)研究プロジェクトでは,体育カリキュラムをジェンダー・セクシュアリティの視点から問い直し,そのポリティクス(政治性)について検討しています.特に,「体育嫌い」は個人の好き嫌いの問題というよりも,体育カリキュラムの目的や内容などによる「教育政策の要因が強く関連する」のではないかと考え,調査研究を進めてきました.海外に目を向けると,新たな理念に基づく体育カリキュラムの発展を見ることができます.

このホームページには,本研究プロジェクトの成果や関連資料などを掲載しています.特にジェンダー・セクシュアリティの視点から「誰も置き去りにしない体育」について考えてみたいという方は,ぜひご活用ください.

PEGP研究プロジェクトの経緯
・H28-H30年度 科研費 基盤研究(C)(一般)
「体育カリキュラムにおけるジェンダー・ポリティクス:周辺化される人々の経験への着目」
・R1-R4年度 科研費 基盤研究(C)(一般)
「包摂的な体育カリキュラムの構築に向けて:クイア・ペダゴジー及びリテラシーを中心に」
・R4-R6年度 科研費 基盤研究(C)(一般)
「『体育嫌い』の沈黙する声に注目した体育カリキュラムの探究」





こちらチラシです。
「体育嫌い」の声を聴く ジェンダー視点を中心に
 https://drive.google.com/file/d/1G0KA-_dgUF-ZqprC9kB0TvI0oFh6Gp1U/view
体育嫌い



体育嫌い2




うんうん、納得。わたしのような体躯嫌いの声って不可視化される傾向にあったんですね。このホームページ、しっかり余で見たいと思います。





トランジェンダーとスポーツ関連、Twitterで山梨みきさんが次のようなこと、書かれていました。興味深いことですね。

100m走の王者ウサイン・ボルトの800m走の自己ベストは2:07。女子の800m世界記録は1:53。高校生女子の日本記録でも2:02台。アスリートの「強さ」って何だろう?等々の気づきを得られ、「男が有利、女は不利」ということが思い込みであることもわかってしまう神回。

「アスリート相互間」でテストステロン値と正の相関関係がある「力」は「最大筋力とパワーテストステロン値と負の相関関係がある「力」は「持久力」何をもって公正とするのか、一概に言えないということ。
800m競争でも世界記録は男子が上位だが、その人が他の競技でも強いわけでもない。


トランジェンダー女子とスポーツ問題って、女子トイレや女子風呂の問題とともに偏見や差別が多い事項ですので。冷静な議論がほしい問題ですね。



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なぜ「理解増進」ではダメか。「差別禁止」反対論の問題を解説!  松岡宗嗣氏
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LGBT理解増進法制定に向けて、政府は半歩踏み出してるようですが、その問題点を松岡得嗣氏が解説されています。
長文ですが紹介します。すごく勉強になります。



https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuokasoshi/20230221-00338191


なぜ「理解増進」ではダメか。「差別禁止」反対論の問題を解説
松岡宗嗣一般社団法人fair代表理事
2/21(火) 18:23 筆者作成

荒井元首相秘書官による、「(性的マイノリティを)見るのも嫌だ」などの差別発言を発端に、政府や与党では「LGBT理解増進法案」の国会提出に向けた検討が進んでいる。

しかし、そもそも政権が差別を広めているといっても過言ではない現状で、「理解の増進」というのは、お茶を濁しているようなものだろう。いま必要な法制度は「理解の増進」ではなく「差別的取扱いの禁止」だ。

ここでは「なぜLGBT理解増進法では問題なのか」、そして「差別禁止への反対言説」の問題について考えていきたい。

松岡




【なぜ「理解増進」ではダメか】
なぜ理解増進では問題なのかを、大きく4つの理由から説明する。

一つ目は「具体的な差別的取扱いの被害の解決に繋がらないから」だ。
現に「トランスジェンダーであることを理由に採用面接を打ち切られた」「同性カップルであることを理由に、住宅の入居を拒否された」といった、差別的取扱いの被害が起きている。
もしLGBT理解増進法案が成立しても、こうした事例に対処することはできない。LGBT理解増進法案では「相手に理解がなかったので残念ですね、今後は理解を広げましょう」ということになってしまうのだ。
差別的取扱いとは「合理的な理由のない区別の取扱い」をいう。属性によって異なるルールをあてはめる「ダブルスタンダード」と言いかえることもできるだろう。

もし差別的取扱いを禁止する法律があれば、合理的な理由もなく、ただ性的マイノリティというだけで解雇したり、左遷やサービス提供を拒否したりといった、具体的な「差別的取扱い」に対処することができる。この規定が、訴訟の際の根拠になるなど、大きな後ろ盾となるのだ。


二つ目は「理解増進が、権利保障を阻害する言い訳に使われる可能性があるから」だ。
もしLGBT理解増進法案ができれば、今後、例えば「婚姻の平等(同性婚)」の実現が求められても、理解増進法を根拠に、「まずは理解を増進させることが重要だ」と議論を進めないための言い訳に使われることが予想される。
今回の法整備をめぐる動きの発端は、政権中枢の人物による弁解の余地のない差別発言だった。そんな政権の掲げる「理解」が果たして信頼できるだろうか。むしろ誤った差別的な認識を「理解」として広げられてしまう懸念もある。


三つ目は「地方自治体の条例整備を後退させる可能性があるから」だ。
現状、すでに約60の自治体で「LGBT差別禁止条例」が施行されている。さらに200以上の自治体で「パートナーシップ制度」が導入されている。

もし国レベルでLGBT理解増進法ができてしまうと、今後条例を制定する自治体は、差別禁止ではなく「理解増進」を基準に、条例を制定してしまう可能性が高いと言える。

差別も禁止せず、企業や学校などに求める啓発といった具体的な施策も「努力義務」ばかりで、さらに、パートナーシップ制度に関しても「理解の増進が先だ」と導入しないために言い訳に使われてしまう可能性もあるのだ。


四つ目は「G7の首脳宣言に反するから」だ。
G7各国のうち、性的マイノリティに関する法整備がほぼないのは日本だけだ。
そんな中、昨年ドイツで開催された、G7エルマウサミットの首脳宣言では「​​性自認、性表現あるいは性的指向に関係なく、誰もが同じ機会を得て、差別や暴力から保護されることを確保することへの、我々の完全なコミットメントを再確認する」と述べられている。

これは岸田首相も参加する中で採択された宣言であり、いわば国際公約と言える。日本の現状は、この公約に反している状態だ。

他の6ヵ国の法律では、性的指向や性自認等を理由とした「差別的取扱いの禁止」が明記されている。
いま、LGBT理解増進法案を成立させたとしても、他国と同じレベルの法律を整備したとも、国際公約を果たしたとも言えない。政権中枢による差別発言を発端にした法整備が「理解増進」レベルというのは、「汚名挽回」には到底及ばない。このままでは世界中のメディアから指摘される可能性もあるだろう。



【日本だけ遅れている法整備】
もちろんどの国をみても、法律で差別的取扱いの禁止を明記すれば、すぐに差別がなくなるわけではない。しかし「差別的取扱いの禁止」規定は、差別をなくす上での「大前提」だ。
本当に「理解を増進」したいのであれば、差別禁止というベースラインを示した上で、適切な認識を社会全体に広げていくことが当然の方法だ。

さらに、現在議論されている「LGBT理解増進法案」には、基本理念や目的に「差別は許されないとの認識のもと」という
文言があるが、これは差別を禁止する規定ではない。あくまで「前提認識」や「精神」、「たてまえ」を記しているにすぎず、この言葉にすら自民党内に反対が起きている現状は、「差別をなくしたくない」という意思表示だとしか説明できない。

日本の性的マイノリティをめぐる法整備状況は、G7の中で遅れているだけでなく、OECDの調査によると、35ヵ国中34位で「ワースト2位」だ。1999年時点では22位だったという点が、諸外国で法整備が進むなか、「日本だけ変わらなかった」ことを如実に表している。

このままではG7の議長国だけでなく、そもそもの参加資格すら疑われるべき状況だと言えるのではないだろうか。

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【差別禁止への反対言説の誤り】
自民党内の「LGBT理解増進法案」への反対意見のなかには、「『差別』という言葉すら削除すべきだ」という声があるという。
他にも「社会を分断する」や「訴訟が乱発する」といった言説をはじめ、トランスジェンダーをやり玉にあげた排除言説なども行われている。しかし、これらの主張がいかに当事者の困難や実態を無視し、差別の問題や法案の内容への認識が誤っているかを見ていきたい。

【差別の定義が曖昧?】
差別禁止への反対言説のなかに「差別の定義が曖昧だ」というものがある。前述のように、「差別的取扱い」とは、採用拒否や入居拒否などの「合理的な理由のない区別の取扱い」を指す。「当事者が差別だと感じたら、なんでも差別になってしまう」という言説も見受けられるが、当然そんなことにはならない。

もちろん、現実に起きている事例すべてが「差別か、差別ではないか」と明確に分け切れるわけではない。
例えば雇用領域での「性差別」を禁止している男女雇用機会均等法でも、指針で一部「例外規定」が設けられているように、個別のケースごとに「これは合理的な理由のない区別か」ということが絶えず検討されるものだ。難しいケースは司法によって判断されるだろう。

しかし、そもそもの「差別的取扱いはダメだ」という前提のルールすらない現状では、明らかな差別の被害を受けても、当事者は泣き寝入りしなければいけない。そもそも法律で「差別はNO」と明記されていないため、声をあげることすらできない現状がある。

法律を作るにあたって、こうした法的な議論を無視して、「なんでも差別になる」とか、「差別の定義が曖昧だ」というのは、反対するための説明になっていない。一概に差別とはみなされないケースを持ち出して、他の深刻かつ明確な差別的取扱いも含めて、「だから差別を禁止すべきではない」というのは理由にならない。

すでに差別的取扱いを禁止している法律はいくつも作られている。
例えば「男女雇用機会均等法」では、雇用領域における性別に基づく差別的取扱いを禁止しており、「アイヌ施策推進法」でも、アイヌであることを理由とした差別を禁止している。

障害者基本法」や「障害者差別解消法」でも、障害を理由とした差別的取扱いを禁止している。障害者基本法は、LGBT理解増進法案と同様に「理念法」として位置付けられるが、ここでも「差別の禁止」が明記されている点は強調したい。

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【内心や差別発言が罰せられる?】
依然として、差別を禁止すると「内心や発言が罰せられる懸念がある」という言説があるが、これは誤りだ。
そもそも差別の被害を議論する際に、「意図」や「悪意」があったかどうかは関係ない。「差別的取扱いの禁止」は、差別の意図や悪意など「内心」を禁止するものでも、または差別「発言」を禁止する法律でもない。

また、当事者が求めているLGBT差別禁止法も、検討されているLGBT理解増進法案も差別に対する「罰則規定」はない。差別禁止の規定を入れたからといって、それにより刑事罰が科されるわけではない。ここは冷静に押さえておくべき点だ。
罰則規定を入れるべきという考え方も確かにあるが、その場合、強い規制となる反面、差別的取扱いに該当する範囲がより厳格になり、狭い範囲でしか「差別」の対象にならないという問題も指摘されている。

一言で「差別の禁止」と言っても、法律の実効性として、厳密には細かくいくつかのバリエーションがある。
(1)差別禁止と規定するのみで、罰則などがないもの。
(2)差別禁止を規定した上で、行政に差別の相談があり、実際にそれが差別だった場合、行政から指導できるようにするもの。
(3)差別禁止を規定した上で、例えば解雇を無効と明記するなど、強い効力を持つもの。
(4)差別禁止を規定した上で、違反すると刑事罰に問われるもの。

差別を禁止したくない側の人々が、これらの議論を一緒くたにして反対してくる点にも注意が必要だ。
ちなみに、理解増進法の「差別は許されない」という「認識」は、実は(1)にも満たないものであることは強調しておきたい。

「差別発言も禁止すべきだ」という声も確かにある。しかしこれは、あくまで最低限「差別的取扱い」を禁止した上で、いわゆる「ヘイトスピーチ」として規制するかどうかが検討されるべきだろう。



【訴訟が乱発される?】
前述のように、差別禁止法があれば、具体的な差別的取扱いの被害を受けた際に大きな後ろ盾となる。これまで被害を相談することすら難しかった状況を変えるきっかけとなるだろう。
その一つとして「訴訟」という形で問題提起され、被害を受けた人が救済されたり、調停やあっせんを受けられることは重要だ。「乱発」という言葉の印象操作によって悪いイメージが付けられようとしているが、悪質な被害について訴訟が提起されることはむしろ必要なことだろう。

ここで、「なんでもかんでも『差別だ』と主張し、訴訟が起きるかもしれないだろう」という反論が予想されるが、訴えた側が「差別」であると立証することには高いハードルがある。なんでもかんでも差別的取扱いに該当する、などという簡単な実務ではないことは強調しておきたい。

そもそも、差別禁止法ができることによって、訴訟が「乱発」されるほど増えることがあり得るのだろうか。性的マイノリ
ティでなくても、ただでさえ訴訟を起こすことへのハードルは高い。

そのうえ社会的にマイノリティで、カミングアウトしている割合も低い。そんな状態で、ましてや訴訟を起こすというのは相当なハードルがあることは明らかだ。その労力を伴ってでも訴えざるを得なかったケースを放置して良いはずはない。
声を上げにくい状況を変えるためにこそ、差別禁止という基盤が必要ではないだろうか。


【社会が分断される?】
差別を禁止すると、前述のような理由から「社会が分断される」という言説もある。ここでいう「社会の分断」とは一体何だろうか。
例えば、性的マイノリティが差別を受けているという点では、すでに差別によって社会は分断されているとも言える。他方で、こうした差別の被害をなくすために、法律によってルールを設けることは社会を分断するのだろうか?

前述のように、すでに差別的取扱いを禁止している、男女雇用機会均等法やアイヌ推進施策、障害者基本法や障害者差別解消法によって、社会が分断されていないことは明らかだ。

約60の自治体で施行されている「LGBT差別禁止条例」の施行後の現状を見ても、社会は分断されていない。ましてや、国会が置かれている東京都でも、すでに条例で差別的取扱いは禁止されている。「社会が分断される」という人は、その事実を踏まえて主張しているのだろうか。

「社会の分断」という抽象的な言葉で悪い印象を与えようとしている点からも、いま起きている深刻な差別的取扱いの被害を解決するつもりがないという意思が明らかだと言える。

「男性が『心は女性だ』と言えば女湯に入れるようになり、それを拒むのが禁止される?」
トランスジェンダーをやり玉にあげたバッシングとして代表されるのがこの言説だが、これも誤りだと言える。
まず、この言説の背景には「性犯罪」への懸念があるが、どんな人であっても「心が女性」とさえ言えば、性犯罪が許されるはずがない点は押さえておきたい。

そもそも前提として、トランスジェンダー当事者の多くが、周囲の視線、社会からの差別や偏見を恐れて、公衆浴場を利用できていないというのが実態だ。また、トランスジェンダーの半数程度が性暴力被害を受けているという調査もある。
もちろん、公衆浴場における性犯罪自体が起きてしまっていることは事実で、許されないものだ。そこから生じる“不安”自体は受け止められるべきもので、性犯罪への対策を強化していくべきだ。

しかし、トランスジェンダーの実態を押さえず、特定の少数派の属性を性犯罪者と同一視し排除することは問題だ。
こうした前提を踏まえた上でも、法律で差別を禁止するからといって、「男性が『心は女性だ』と言えば女湯に入れる」ようにはならないし、それを「拒むことが禁止」されることにもならない点を指摘したい。

「LGBT差別禁止条例」が施行されている約60の自治体でも、こうしたケースが起きて利用拒否が禁止された、という事例はない。

例えば埼玉県で同様の条例ができた際、提案者の自民党県議は、公衆浴場に営業の自由があること、管理者が入浴施設への立ち入りを禁止することが、一律に差別的取扱いで条例違反になるわけではない点を説明している。

また差別禁止の規定が、「迷惑行為防止条例」や「建築物侵入罪」などの適用を否定するわけではない点も説明している。
利用者が裸になる共同浴場において、男女で施設が区別されていることは合理性がある。そのとき、身体的な状況により異
なる取扱いとなることについても合理性があるという指摘がされている。

よく「女性スペース」と一括で語られることがあるが、トランスジェンダーの性別分けされた施設の利用に関しては、当事者の状況や施設の環境によっても性質がそれぞれ異なる。

例えば当事者の身体的な状況や外見、または、トイレなのか、更衣室、共同浴場なのか、さらには、職場や学校など限られた人が利用するのか、それとも公共施設など不特定多数が利用する場所なのか等によって判断は異なり、現実としても個別的な調整が行われている。

その調整のあり方について細かく検討していくことは非常に重要だが、当事者の実態や個別の調整をおろそかにして、一部のケースから危険性を煽り、生活そのものの改善を無視することは許されないだろう。当事者の受けている差別や偏見の被害を矮小化し、やはり差別をなくすつもりがないという点が如実に表れている。


【「少子化を助長する?」】
なぜここまで「差別禁止」に対する強硬な反対が起こるのか。その理由を旧統一教会のメディア『世界日報』の記事が端的に表している。

旧統一教会は、2006年に都城市の男女共同参画推進条例に「性的指向」という文字が入っている点に対して、「ホモ・レズ、両性愛を擁護」「フリーセックスコミューンになってしまう」などと反対運動を展開し、性的指向が削除された。
そんな旧統一教会側が掲げる、LGBT差別禁止への反対理由は「『同性婚ができないのは差別だ』として、同性婚の法制化運動が勢いを増す」からだという。

つまり、法的な異性カップルは結婚ができて、同性カップルは結婚ができないというのは「差別的取扱い」になってしまう可能性があるから、同性婚の法制化に繋げないために、差別禁止にも反対している、というのが大きな理由の一つだろう。
「同性婚」への反対理由は、旧統一教会や神社本庁、日本会議、それらと繋がる自民党保守派など、それぞれの論理があるが、いずれにせよ「家族の形」を押し付け、それ以外の多様な家族のあり方を認めたくないという強固な思想がある。
こうした状況を背景に、同性婚への反対、ひいては差別禁止への反対という文脈で、「少子化を助長する」という言説が出てくることも少なくない。この点も、端的に事実誤認だということを指摘したい。

そもそも、同性婚が認められたとしても、異性愛者が同性と結婚するようになるわけではない。33の国と地域がすでに同性婚を法制化しているが、少子化と相関関係がないことは明らかだ。

また、同性カップルでも子どもを育てている人たちがすでにいる、と指摘することもできる。しかし、そもそも子どもを持つか持たないかのみによって、結婚できるかできないかを分けること自体、非常に暴力的だろう。
これは性的マイノリティに限る問題ではない。多数派の人々のなかにも、子どもを持たない、持ちたくても持てない人の排除にも繋がりかねない言説だ。


【差別禁止という「大前提」への反対に、合理的な説明できない】
政権中枢から溢れた差別発言を発端として、約2年前に国会提出が見送りとなった「LGBT理解増進法案」の検討が進められている。

しかし、率先して差別を広めているのは政府自身であるにもかかわらず、「理解増進」とお茶を濁す背景には、上述のような根深い問題がある点が知られてほしい。
いま、すでに同じ社会を生きている性的マイノリティの人々が、さまざまな場所で個別具体的な差別的取扱いの被害を受けている。

岸田首相は「不当な差別はあってはならない」という。昨年のG7首脳宣言で、性的マイノリティについて「差別や暴力から保護されることを確保すること」への「完全なコミットメントを再確認する」と述べられている。

この言葉が真実であるのであれば、まず被害の実態と向き合い、性的マイノリティの人権を守る法律を整備すべきだ。
とにかく「理念法」としてLGBT理解増進法を成立させ、その後、差別禁止を明記すれば良いという「ステップ論」を提唱する声もある。

しかし、例えば障害者基本法と障害者差別解消法では、その両方で差別が禁止されている。「理念法だから差別禁止を入れなくても良い」のではなく、「理念法だからこそ、原則である差別禁止を明記すべき」であり、これは最低限のベースラインだ。
何度も繰り返したい。社会から差別をなくすためには、差別的取扱いを禁止した上で、理解を広げる必要がある。
いま整備すべき法律は、理解増進ではなく、差別の禁止だ。(終わり)




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アニメ「お兄ちゃんはおしまい!」 まひろちゃん、かわいい💛  女の子になる薬だって!?
おにまい2

今回は、アニメ「お兄ちゃんはおしまい!」にういて。昨日アマゾンプライムで観ました。とても面白かった。
主人公のまひろちゃん、かわいい^^



どんな作品かというとウイキペディアでは、「妹に怪しい薬を飲まされた緒山まひろは女の子の体になってしまう。飛び級で大学に進学した妹の緒山みはりの実験としてまひろは女の子の体のまま生活することになる。」とあります。

以下もウイキペディアから。。

『お兄ちゃんはおしまい!』(おにいちゃんはおしまい、英:Onimai: I'm Now Your Sister!)は、ねことうふによる日本の漫画作品。略称は「おにまい」。
元々は同人誌展開を行なっていたが、のちに書籍化した。『月刊ComicREX』においても2019年6月号より連載開始[4]。2023年1月現在の単行本の累計部数は、電子書籍を含めて100万部を突破している。作者のねことうふによれば、「TSもの」好きだったことから同人誌で発表したところ好評を得たとしている。


主人公は、緒山まひろちゃん。
おにまい3

緒山 まひろ[注 1](おやま まひろ)
声 - 高野麻里佳
本作品の主人公。元々男であったが、妹のみはりに薬を飲まされ中学生くらいの女の子の体になってしまう。エロゲが趣味のニートだが、そうなったのは出来が良すぎる妹へのコンプレックスがあったため。女にされた事については不本意に思っていたが、距離を置いていたみはりとの親愛が深まったり、穂月姉妹と知り合ったことで、今の生活も満更ではないと思うようになっているが、遂には中学に編入されてリアルにJCとなってしまった。
女体化して以降、女になった自身の身体に興味がない訳ではないが、みはりに「男性の脳では女性の快感に耐え切れずパーになる」と脅されて性的なことには引き気味。知人友人に偶然やハプニングで全裸などを目撃された際に「ツルツル…」と評されている。
誕生日は3月6日。


こちらオープニングです。楽しさが伝わってきます。




「おにまい」をさっそく解説されてる方、いらっしゃいました。原作との比較もいいですね。



2話から5話も、解説ありです。


おにまい4


あたしも女の子になる薬のんで女子中学生、女子高校生、女子大生やり直したい。せっかくなら幼稚園生からやり直したい。でも学校で勉強するのいやだな(笑)

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ジェンダレスなランドセルっていいな^^
ランドセル10


2月も半ば、新しい一年生が、大きなランでセルを背負って小学校に入ってきます。わたしが小学生のころは、男子は黒、女性は赤が定番でクラスに数人別の色の児童がいたような記憶があります。当選私も黒のランドでルでした。

ランドセルにういて書いfujitaのブログ発見。 

https://www.fujita-randoselu.jp/blog/now-and-old-2021/

昔と今のランドセルの違いって?ランドセルの変化について解説します!
2021年11月04日

「今と昔でランドセルはどう変化しているのだろうか」
「ランドセルの歴史について知りたい」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
当たり前のように小学生が毎日使用するランドセルですが、その歴史について知る機会はなかなかありませんよね。
ぜひこの機会に知ってみませんか。

【今と昔のランドセルの違いについて】
皆さまは、今と昔でランドセルがどのように変化しているのかについてご存じでしょうか。
誕生当時から変わらないと思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ランドセルは時代とともに変化してきたのです。

まずは、30年前のランドセルについて解説します。
当時はラン活という言葉もなく、親が購入したものを子供が受け取るというスタイルが一般的でした。
価格は今よりも安く3万円ほどで、色は赤と黒が主流でした。
オーダーメイドで赤と黒以外の色も購入可能でしたが、ほとんどこの2色が主流だったと言えるでしょう。
サイズは今より一回り近くも小さかったのです。

続いては、20年前のランドセルについてです。
大きな変化はありませんが、価格が少しずつ上がり始めました。
また、赤や黒以外の色も好まれるようになり、多様性が生まれました。
きっかけは、2001年に某量販店が24色のランドセルを発売したことです。
これによって、ランドセル=カラフルという流れが定着したのです。

そして、10年前のランドセルについては、
デザインに対して、半かぶせ型も定番の一つとなりました。

以前は学習院型のみが主流でしたが、ここで新しい型「キューブ型」も誕生いたしました。
学習型では、サイズの大型化が進みました。
脱ゆとり教育により、学習指導要領の変化に伴い、教科書やプリントのサイズがアップしたことでランドセルも大きくなっていったのです。

最後に、最新のランドセル事情についてです。
一言でいえば、高額化と多様化が進んでいます。
相場は5万円ほどと、30年前と比べると大幅に上昇していることが分かりますね。
少子高齢化によって子供一人当たりにかけられる費用が大きくなったことも原因の1つです。
また、天然素材を重視した、コードバンや牛革のランドセルも好まれるようになりました。
デザインについても、色が豊富というだけでなく、刺繍やレースなどの装飾が入ったランドセルも数多く販売されるようになりました。

以上が、ランドセルの変化についてでした。




【*ランドセルの人気色の変化について】
続いて、人気の色が親世代と子供世代でどのように変わっているのかについて解説します。
比較しながら見てみましょう。

まずは、30代、40代の母親世代が使用していたランドセルの人気色についてです。
赤色が90.6パーセント、黒色が3.7パーセントでした。
以上から、赤色が圧倒的なシェアであることが分かります。
2位の黒色とは大きく差があり、ほとんどの人は赤色だったようですね。

現在は、赤色が26パーセント、ピンクが23パーセント、ブラウンが18パーセント、パープルが16パーセントです。
昔と比べると非常に華やかになっていますね。


続いて、父親世代のランドセルの色についてです。
黒色が91パーセントであり、女子の赤と同じような結果です。

現在も黒色の比率は64パーセントあります。
今も昔も、男性は黒を好む方が多いようですね。
以上が、親世代と子供世代の人気色の比較についてでした。

【□ランドセルの歴史について】
ここまで、時代とともに変化するランドセルやその人気色について解説しました。
ここからは、ランドセルそのものの歴史についてみてみましょう。
ランドセルそのものの歴史について知る機会はなかなかないと思いますので、ぜひチェックしてみてください。

ランドセルの始まりは、江戸時代末期にまでさかのぼります。
オランダの軍人がランセルという背のうを使用していたことに由来します。
明治時代に入ると日本の軍隊でも同じようなものが使用されるようになりました。
もともとランセルは布製でしたが、明治時代になると革製のものも使用されるようになりました。
ランドセルの由来はランセルであるということを知らなかった方も多いのではないでしょうか。
日本で生まれたわけではなく、きっかけはオランダだったのです。

日本はかつて鎖国をしていたため、海外の文化が入ってきたときには大きな影響を受けたのでしょう。
今あるランドセルの原点は、学習院型ランドセルです。

きっかけは、伊藤博文が学習院に入学した大正天皇にランドセルを献上したことです。
もともとは馬車や人力車での通学、使用人に荷物を持たせることが主流でしたが、明治18年にそれが禁止されたため、荷物を入れるものを持つ必要が生まれたのです。
当時革製のランドセルは高価なものだったため、風呂敷を使用する人も多かったのですが、時代の流れとともにランドセルが普及していきました。

以上が、ランドセルの歴史についてでした。



次にネットで見つけたランドセルの色につてのアンケートです。

 やはりほとんどが赤ですね。わたしのこどものころは、さらに赤一色だったと思います。男子は、黒一色だったはずです。
ランドセル

こちら2023年のアンケートです。

ランドセル 2023


こちら2022年のアンケート

ランドセル2022




2021年女性
ランドセル2021女子

2021年男子
ランドセル2021男子


統計によって少し数字が異なるようです。男子は選択の幅も広がっているのですが、やはり黒が強いですね。女子は、必ずしも赤というわけでなく、多様な色が選ばれてるようですね。ファッションもですが、女性の方が自由というかレバートリーが広いですよね。ヘアスタイルもそうだけど。



ランドセル13ランドセル13



わたしがもし小学校入学、1年生になれるなら、ピンク系かパープル系のランドセルを選ぶと思います。
そしてお友達といっしょうに楽しく通学できるかな。入学前にカミングアウト、もちろん女の子として(笑)

ランドセル12


「1年生になったらともだち100人できるかな♬」って歌いながらね。


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令和の仮面ライダーは、多様性が特色!   
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 2021年50周年を迎えた特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの歴史を振り返る番組「歴史秘話 仮面ライダーヒストリア」が、NHK総合で10月10日午後3時5分に放送されました。昭和、平成、令和の32作を紹介し、仮面ライダーの変身や怪人の魅力と制作秘話も明かさました。最近録画していたものを見直していました。
仮面ライダー10


この番組の最後、編集者・映像プロデューサーの井上伸一郎さんが、「平成の仮面」ライダーの特徴は、多様性だとお話されていました。

令和の仮面ライダーの特徴は、たぶん製作者が意識しているのかわからないですが、多様性だと思うんですね。『仮面ライダーゼロワン』では、はじめて女性仮面ライダーが最初からレギュラーとしていたんですね。
 
『仮面ライダーリバイス』は、体の色がピンク色じゃないですか。いわゆるピンクだから女の子だという固定概念をまtったく変えてね、男でもピンク着ていいんだよとかねとかねそのへん自由なんだよということを体の色でデザインで表していると。

 それから『ゼロワン』では、もうひとつ。機械との共存、AIとの共存ですかね。将来これは。ほんとうにありうることですよね。自分と違うことを認めていこうよとか認めなきゃいけないよということを作品、テーマ自体が表していますよね。




女性ライダー自体は過去にも存在していたようです。ただストーリーに最初からレギュラーとして登場する女性ライダー『仮面ライダーバルキリー』。
女性ライダー2









女性ライダー2






ピンクのデザインをモチーフとした『仮面ライダーデバイス』
ライダー2

ライダー3




時代はやはり変わっていってるのかなと思います。だってあたしがこんなプログかけると持っていなかったし。変わらないのは、与党の時代錯誤な一部の政治家のみなさんだと思うんですけどね。

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トランスジェンダー学生を受入れたお茶の水女子大学
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 2018年お茶の水女子大学では、自身の性自認にもとづき、女子大学で学ぶことを希望する人(戸籍上男性であっても性自認が女性であるトランスジェンダー学生)を受入れることを決定しました。このころからSNS上特にTwitterでトランスジェンダー女性への差別的な言動が見られるようになったと聞いたことあります。


このお茶の水大学がどんな取り組みをしているのか少し調べてみました。

https://www.ao.ocha.ac.jp/menu/001/040/d006117.html


お茶の水大学2

 
トランスジェンダー学生の受入れについて
2018年7月10日更新

 お茶の水女子大学では、自身の性自認にもとづき、女子大学で学ぶことを希望する人(戸籍上男性であっても性自認が女性であるトランスジェンダー学生)を受入れることを決定しました。
 これは、「学ぶ意欲のあるすべての女性にとって、真摯な夢の実現の場として存在する」という国立大学法人としての本学のミッション(2004年制定)に基づき、判断したものです。

 本学では、今回の決定を「多様性を包摂する女子大学と社会」の創出にむけた取組と位置づけており、今後、固定的な性別意識に捉われず、ひとりひとりが人間としてその個性と能力を十分に発揮し、「多様な女性」があらゆる分野に参画できる社会の実現につながっていくことを期待しています。

 本年より受入れのための設備整備などの準備を進め、2020年度の学部および大学院の入学者から受入れを実施することとします。
 なお、戸籍の性別と性自認が異なっている方については、入学後の学生生活をサポートするために、通称名や更衣室の使用などについて、あらかじめ情報を提供したいと考えていますので、事前に入試課にご相談ください。
 
2018年7月10日
お茶の水女子大学長  室伏きみ子




お茶の水大学


こちら、お茶の水女子大へ取材された記事です。

by Kako Yoshihara 吉原 賀子 BuzzFeed News Intern, Japan

https://www.buzzfeed.com/jp/kakoyoshihara/ochano-torikumi

お茶の水女子大学(東京都文京区)は2020年度から、トランスジェンダー学生の受け入れを開始しました。

2018年に受け入れを発表した際には、「日本初」の試みとして、世間でも大きな話題となりました。

受け入れ開始から1年が経ち、施設面やガイドラインなども含め、実際はどのような形で運用されているのかーー。
大学の担当者や、ジェンダーやセクシュアリティを専門とする同大の准教授に取材しました。


【受け入れの方針】
そもそも大学は受け入れの方針について、どのような説明をしてきたのか。大学ウェブサイトで公開されたお知らせなどをもとに振り返ります。

大学は、「自身の性自認にもとづき、女子大学で学ぶことを希望する人(戸籍又はパスポート上男性であっても性自認が女性であるトランスジェンダー学生)を受入れる」と説明しています。
2018年に大学のウェブサイトに掲載した「トランスジェンダー学生の受入れについて」では、そのような判断に至った経緯や目的について、こう記しています。

これは、「学ぶ意欲のあるすべての女性にとって、真摯な夢の実現の場として存在する」という国立大学法人としての本学のミッション(2004年制定)に基づき、判断したものです。

本学では、今回の決定を「多様性を包摂する女子大学と社会」の創出にむけた取組と位置づけており、今後、固定的な性別意識に捉われず、ひとりひとりが人間としてその個性と能力を十分に発揮し、「多様な女性」があらゆる分野に参画できる社会の実現につながっていくことを期待しています。
「戸籍上の性別が女性であること」を入学資格としていた女子大学が「多様な女性」の受験・入学を認めました。



【在学生や受験生の反応は?】
トランスジェンダー学生の受け入れ開始から約1年たった現在、在学生や受験生はどのような反応を示しているのでしょうか。

大学の担当者は取材に対し、「受け入れそのものについて、否定的な意見はありません」と話します。
「在学生には2018年度の受け入れ決定時に3回、2019年度に対応ガイドラインが決定してからは1回、説明会を開きました。女子大学として必要なことであり、日本で最初に決定したことを評価する声もありました」

受験生も強く関心があるようで、「2018年度7月のオープンキャンパスでの『学長に質問しよう!!』という企画では、新聞で報道を読み、共感をもったという学生から質問が出されました」と振り返ります。
大学は、トランスジェンダー学生が現在在籍しているかどうかなどは公表していません。


【受け入れ体制を整えるため作られたガイドライン】
大学は「トランスジェンダー学生受け入れに関する対応ガイドライン」(2019年4月1日制定)を作り、ウェブ上で公開しています。

最初のページには、受け入れの基本理念と共に、こう説明がされています。
《トランスジェンダーと呼ばれる学生の身体、外見、服装、思考、行動はさまざまです。学生ひとりひとりの個性が違っていることと同様です。教職員も学生も、他の学生と同じ様に接することが、ガイドラインの基本的な考え方です》
その上で、ガイドラインでは、相談窓口に関する情報や、授業や就活を含めた学校生活全般に関すること、名前や性別の取り扱いについてなど、細かく項目を設け、網羅的にまとめられています。

担当者によると、これらの項目は教員と職員による検討委員会にて、筑波大学など他大学の対応ガイドラインを参考に案を練り、教授会や評議会をはじめとした学内の会議で審議して決定したものです。
他の共学校のガイドラインとは異なり、お茶の水女子大学は「女性学生しかいない前提」であるため、「在学中に性自認が変化した場合」についても検討し、記載されています。
もしも「本人が入学後に男性としての性自認に変わった場合」があっても、学則などに反さない限り、退学にはならないと明記されています。


【トイレや更衣室など施設の利用は?】
ガイドラインには、トイレや更衣室など施設の利用についても書かれています。

トイレについては「当事者の出願前事前相談のときに、大学の施設や設備の状況を説明し、どのようにするかを相談して決める」とされています。

実際の利用に関しては、学生本人や周囲の状況から「女子トイレを使用することが適切であれば」女子トイレを使用することも可能とし、そのほかに学内には「だれでもトイレ」も15箇所、設置されています

体育館には、個室仕様の更衣室も整備され、人目を気にせず着替えることもできます。
担当者は「これはトランスジェンダー学生だけではなく、人前で着替えをしたくないなどの事情がある全ての方にとって、意味があることを考えています」と話します。


ガイドラインには他にも、定期健康診断では、本人が希望する場合は個別に受診することができたり、課外活動や就職活動などで困りごとがある際は、いつでも大学側に相談できたりすることなどが書かれています。
「ひとつずつ対話を重ね、よりよい対応を」「一歩ずつ歩んでいくことが重要」

お茶の水女子大学は、日本で最初にトランスジェンダーの学生の受け入れを決定しました。受け入れ開始からまだ1年ですが、担当者は、よりよい対応を目指していくと語ります。
「トランスジェンダーの学生の方の、身体、服装、考え方はさまざまです。予想しきれない問題も生じるでしょうが、ひとつずつ対話を重ねて、よりよい対応をしていくこと、つまり、一歩ずつ歩んでいくことが重要と考えております」

「具体的な方策としては、質問などを受け付ける窓口の設置や、2021年度新入生オリエンテーションでのトランスジェンダーの学生受け入れについて説明などを行っています。また、いくつかの授業の中でもLGBTQ等について扱っています」
お茶の水女子大学では、LGBTQをはじめとしたジェンダー全般のトピックを扱う授業が多くありましたが、2019年度からは「全学部の学生が、学部・学科を超えて、自分の関心を起点に、学際的・系統的 に様々な角度からジェンダーや性・性別について学習すること」を目的としたカリキュラムを設置。本格的に学びやすい環境が整っています。


【「生まれた時の身体的性別に関わらず、充実した大学生活を送れる大学で」】
BuzzFeed Newsは、臨床心理学やジェンダー、セクシュアリティが専門の石丸径一郎・お茶の水女子大学准教授にも取材しました。

石丸准教授はトランスジェンダー学生の受け入れについて、「学生支援機構から2018年に性的指向・性自認の多様性についての啓発資料が出ておりますし、受け入れを開始する女子大学は増えていくと思います」とします。

実際に、2020年からお茶の水女子大学で受け入れが始まって以降、奈良女子大学や日本女子大学など、トランスジェンダー学生の受け入れの動きが広まっています。

「在学生(及びその女子大学を志望する人)が気をつけるべきこと」については、石丸准教授はこう指摘しました。

「女子大学に限るわけではありませんが、学生や教職員は、性別情報が、障碍や疾患などと同じくセンシティブな個人情報であることを認識し、しっかり信頼関係を築く前には、不用意にそのような話題に触れないことが大事かと思います」
その上で重要になってくるのが、周囲の学生が正しい知識のもと、対応していくことです。
実際、対応ガイドラインでは「周囲の対応について」という項目で「カミングアウト」や「アウティング」について説明されています。

「カミングアウト」とは自身のセクシュアリティやジェンダーについて打ち明けることを指し、「アウティング」は打ち明けられたことを本人の了承なしに周囲の人に暴露することです。

ガイドラインでその項目が記載されている理由について石丸准教授は、「同じ東京都の国立大学である一橋大学にて、アウティングについての事案がありましたので、重要なトピックだと考えて明記しました」と説明しました。

一橋大学では2015年6月にゲイであることを同級生から暴露され、それを機に心身に不調を来し、同年8月にキャンパス内の建物から転落死したという事件が起こりました。

アウティングによって学生が傷つくような事件が二度と起こらないよう、お茶の水女子大学では、すべての学生や教職員に向けて説明がなされています。

カミングアウトの受け止め方については「学習できるような機会を用意します」「必要に応じて、相談窓口に相談に来てください」との呼びかけもされています。

石丸准教授はまた、「アメリカの女子大学では、法律上も男性に性別変更済みののトランス男性やノンバイナリーの方を受け入れているところもあると聞いている」とし、それらについては「今後の検討課題であると思っています」とも話します。

最後に、トランスジェンダー学生の受け入れや今後については、こう述べました。
「学内説明会でお話しいただいた当事者の方やそのご家族は、国立の女子大学がそのような方針を決めたというニュースを聞いてとても嬉しかったとおっしゃっていました」

「生まれた時の身体的性別に関わらず、女子学生たちが充実した大学生活を送れるような大学であり続けられるよう、学生支援体制を整えていきたいと考えています」



異常を読んで丁寧な取り組みがされてると思います。MTFだけでなくFTMのトランスジェンダーのことも含めて対応を考えられているようです。またアウティング等の問題も含めて、対応がされてるようです。

トイレについては「当事者の出願前事前相談のときに、大学の施設や設備の状況を説明し、どのようにするかを相談して決める」とされているようです。また実際の利用に関しては、学生本人や周囲の状況から「女子トイレを使用することが適切であれば」女子トイレを使用することも可能とし、そのほかに学内には「だれでもトイレ」も15箇所、設置されていますとあります。

女性スペースとされた女子大でトランス女性が学べる。女性スペースは、男性から女性を守るためのものであり。惰性であるトランス女性がそこに入ることは、女性を脅かすものだという人がいます。ところがお茶の水女子大の取り組みは違います。多様な性を認め、トランス女性も女性として受け入れ行こうという立場です。トランジェンダー女性は男性であり。女性の権利を脅かしているなと主張する人もいます。トランス女性にとって大切なことはシス女性にも大切なことなのです。そうしたことも含めてお茶の水女子大の取り組みは、トランス女性への偏見や差別にならないような配慮もされているとおもいました。このようなことが社会全体でされること。こうした取り組みは、LGBTQへの差別や偏見がないそんな社会に変わっていく希望でもあると思います。

最後にわたしもお茶の水女子大に入学して「ジェンダー」について勉強したかったな。ただわたしの学力では、無理かな(笑) もしこうした女子大が増えるなら、未来のあたし、100年後に生まれ変わった私は、女子大生になれるかもしれないと思うとわくわくするのでした。

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『ゆるキャン△』、アニメも実写版もかわいいし、面白い(笑)
ゆるキャン


『ゆるキャン△』(Yurucamp)っていうあfろによる日本の漫画作品があります。テレビアニメそして実写版も2期放送されています。そしていずれも第3期が放送されるようです。


アニメも実写ドラマも最近アマゾンプライムで観ました。けっこうおもしろかったです。



以下、主にウイキペディアの枳実に頼りながらか書いていきます。


この作品は、山梨県周辺を舞台に、キャンプ場でのリクリエーションや野外調理などといったアウトドア趣味の魅力と、それを身の丈に合った範囲で満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描いた作品です。『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて2015年7月号[5]から2019年4月号まで連載され、同年3月29日より芳文社の漫画配信サイト『COMIC FUZ』に移籍して連載中で2021年5月時点で累計発行部数は600万部を突破しているようです。

テレビアニメの第1期が2018年1月から3月まで放送され、その後2020年1月から3月までショートアニメ『へやキャン△』が放送され、第2期が2021年1月から4月まで放送されています。2022年7月1日には劇場アニメが公開されています。また、テレビドラマも制作され、2020年1月から3月までテレビ東京「木ドラ25」枠で放送され、2021年4月から6月まで第2期が放送されています。


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漫画の流れとしては、女子高校生たちが個人またはグループでのキャンプを計画するところからエピソードが始まり、道具や食材を準備して目的地まで旅した後、見晴らしのよい現地からの展望を満喫しながら、用意していた食材を現地で野外調理する、あるいは食堂でご当地グルメに舌鼓を打つ、温泉を満喫するなどを経て、テントで1泊して翌朝を迎える、という展開の繰り返しで進行しいきます。本作品では一人での気ままなキャンプと大人数での賑やかなキャンプの魅力が対等のものとして描かれており、主要登場人物同士はいつでも行動を共にしているわけではなく一人旅のエピソードも多いが[16]、旅行先からSNSで互いの近況を報告し合う形でストーリーに関わっていきます。


ゆるキャン6


【主なあらすじ】
オフシーズンの一人キャンプが好きな日本の女子高校生・志摩リン。リンが富士山の麓で冬の一人キャンプを楽しんでいたところ、日帰りのつもりが日没まで居眠りして遭難しかけていた同じ本栖高校の生徒・各務原なでしこを助けます。

なでしこはリンのと出会いをきっかけにキャンプに興味を持つようになり、高校の同好会である「野外活動サークル(野クル)」に入部し、メンバーとも関わりながら、毎週のようにキャンプに出かけるようになり、皆とのキャンプに夢中になっていいます。

一方、仲間とつるんで行動するのが苦手なリンは、一緒に同好会に入らないかというなでしこの誘いを断るが、スマートフォンのSNSを介して、なでしこや野外活動サークルのメンバーと繋がりを持つようになり、互いにキャンプ中の状況を実況したり、キャンプ先の写真を送りあったりして関わるうち、徐々にキャンプ場の情報やキャンプ道具、野外調理に関するノウハウを交換したり、誘われたりして、時々ではあるが行動を共にするようになります。

なでしこが加わるまでは大垣千明と犬山あおいの2人だけの小さな同好会であった野外活動サークルも、リンの友人である斉藤恵那を巻き込み、キャンプ先で知り合った新任教師の鳥羽美波を顧問に迎え、次第に勢力を拡大していく。そして年末には部員ではない斉藤と、それまで頑なにグループでのキャンプを敬遠していたリンを誘ってキャンプ場でのクリスマス会が実現します。

その後もリンは気ままな一人旅を基本としつつも、皆との賑やかな一晩を経験し、一人キャンプとは「違うジャンル」と捉えれば悪くないという感慨を抱き、これまで避けてきたオフシーズン以外のキャンプにも興味を持ちます。その一方、それまでリンに同行したり野外活動サークルのメンバーと賑やかなキャンプを楽しんだりしていたなでしこも、リンに触発されて一人キャンプに興味を抱くようになります。そして・・・。




【主な登場人物】
一人キャンプ(ソロキャン)を主軸として活動するリンと、リンと学校やSNSで親しくしている間柄の斉藤とのグループ、部活動として集団キャンプ(グルキャン)を行う同好会・野外活動サークル(野クル)のメンバーである千明とあおいのグループ、そして各グループを行き来するなでしこ、といった各々の視点から物語が描かれます。物語の進行に沿って人間関係も変化していくものの、「独りぼっちで活動していたメンバーが部活動を通じて合流し、常に行動を共にするグループが誕生する」といった紋切り型の展開をなぞらないところに本作品の特徴です。


テレビアニメ版では、なでしことリンが本作品のダブルヒロインであると位置づけられています。テレビ実写版はリンが主人公と位置づけられており、なでしこは準主人公として扱われています。

ゆるキャン7

アニメとドラマの実写版、登場人物がそれほど違和感ない感じですね。

志摩リン(しま リン)
声 - 東山奈央 / 演 - 福原遥   福原遥さんは、源氏朝ドラ「舞い上がれ」でも主役として、現在活躍されていますよね。

各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)
声 - 花守ゆみり / 演 - 大原優乃

大垣千明(おおがき ちあき)
声 - 原紗友里 / 演 - 田辺桃子


犬山あおい(いぬやま あおい)
声 - 豊崎愛生 / 演 - 箭内夢菜

斉藤恵那(さいとう えな)
声 - 高橋李依/ 演 - 志田彩良

ゆるキャン4



ドラマがいいところは、自然やグルメと料理が実写ですからリアルだということです。

ゆるキャン5




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