このブログも初めて1年とちょっと。ほぼ毎日のように更新してますけど。最近Twitterでもけっこう
ツイートしてます。ただ公開の日記を書いてる感覚で気軽に書いてます。
炎上って意味もあまりわかりませんでしたが、1日だけで10万を超えるアクセスがあってびっくりしました。
次の投稿です。いわゆる炎上ってこういうことを言うんでしょうね。
トランス女性が、女性トイレでなく男性トイレに入ること。
それによって痴漢にあうかもしれない。
その不安や恐怖心が生まれることは、考慮されてないよね。
わたしは男子トイレに入ることは、できません。多分わたしもまわりのおとこの人も違和感があると思うからです。多分女性が男子トイレに入る感覚と同じだと思います。もちろん多目的トイレがあれば、そちらを使うこともあります。ただあくまでも障がい者優先ですね。女子トイレの方が、落ち着いて入ることができます。用を足す以外になんの目的もありません。
そこで書き込まれた意見は、批判やヘイト的なものも多いようでした。ただ従来あるあるといった内容でした。「はじめてのトランスジェンダー」のホームページで指摘されてる内容ばかりでした。https://trans101.jp/faq3/#q18
FAQ|性別で区分されたスペース編
トランスジェンダーに対するよくある質問に答えてみました
Q18 トランスジェンダーはどのトイレを使うのでしょうか
個人によって異なります。多くの当事者は性別移行の状況にあわせて、使用するトイレを徐々に移行します。性別移行をはじめてまもなく外見が変化していない当事者もいれば、移行先の性別ですっかり馴染んでトランスジェンダーであることを特に明かさず暮らしている当事者もいます。トランスジェンダーはこのトイレをつかうというひとつの答えがあるわけではありません。
Q19 トランスジェンダーは、だれでもトイレをつかえばよいのではないでしょうか
性別移行の初期であったり、男女別でわかれたトイレを使うことに抵抗感があったりする場合に、だれでもトイレを使う当事者はいます。しかし、移行先の性別です馴染んでおり男女別トイレを問題なく使える当事者もいます。トランスジェンダーであることを特に明かさず暮らしている当事者も多く、このような場合にわざわざ離れたトイレを使う様に指定することは、望まないカミングアウトの強要やアウティングにつながりかねません。トランスジェンダーはこのトイレをつかうべきというひとつの答えがあるわけではなく、職場や学校においては状況によって合理的に判断していくことが重要です。
Q 20 戸籍とは異なる性別のトイレや更衣室を使うのは犯罪ではないでしょうか
戸籍の性別に沿ったトイレや更衣室を使うよう求める現行法はありません。
Q 21 トイレや更衣室などは、戸籍の性別に準じて使用を認めるべきでは
性同一性障害の診断をもつトランスジェンダーの半数以上が戸籍の性別変更に至ってない現状があります(Q4参照)。戸籍とは異なる性別で日常生活を送っている当事者は多く、また移行先の性別で馴染んでおり特にトランスジェンダーであることを公表していない場合も多くあります。戸籍に準じた扱いを求めることは望まないカミングアウトの強要やアウティングにつながりかねません。
同じく「初めてのトランスジェンダー」で、トランス女性の弁護士の中岡さんが、つぎのように解説されてます。そうした書き込みの反論になっています。
https://trans101.jp/2021/10/23/1/
トランス女性の女子トイレ使用を認めると性犯罪が増える?当然痴漢は、性犯罪!
編集部:仲岡さん、痴漢目的で女性用トイレに侵入する男性って怖いですよね。そういう男性が「自分はトランス女性だ」と言いさえすれば、罪に問われなくなるのですか?
仲岡さん:痴漢はトランスかどうかはもちろんのこと、そもそも性別にかかわりなく成立します。「自分はトランス女性だ」と主張したからといって刑事裁判で無罪になるわけではありません。当たり前ですが、痴漢目的で女性用トイレに侵入するのは、建造物侵入罪にあたる行為です。
戸籍上の性別通りのトイレを使わないと犯罪になるのか?!
編集部:どんな性別の人でも痴漢をしてたら罪に問われるということなんですね。でも、今の日本だと、法的に男性だったら男性トイレ、女性だったら女性トイレを使わないといけない決まりなんじゃないですか?法的な男性が女性トイレを使ったら、たとえ痴漢行為をしてなくても犯罪になるんじゃないでしょうか。
仲岡さん:まず前提として、戸籍上の性別通りのトイレを使わなければならないという法令は日本にはありません。性別移行段階の進んだトランス当事者の中には、むしろ戸籍上の性別にしたがったトイレを使うと社会的に混乱をきたすことがありますよね。そういった当事者が戸籍上の性別とは異なるトイレを使ったからといって、そのこと自体が違法な行為にあたるわけではありません。もっとも、合理的な必要性もないのに戸籍上の性別や社会生活上の性別とは異なるトイレに入った場合、何らかの違法な目的での侵入と疑われる可能性があるわけで、だからこそ皆、戸籍上の性別ないしは社会生活上の性別に見合ったトイレを使っているわけです。
戸籍上の性別でトイレを使えは非現実的!?
編集部:たしかにトランス男性で見た目がおっちゃんになってるのに戸籍上は女である人が、女子トイレを使おうとしたら明らかに混乱を招きますもんね・・・。トランス女性で、男子トイレを使ったら「ここはキミがくる場所じゃない」って怒られたって話も聞いたことがあります
仲岡さん:そういうのはトランス当事者の間では「あるある」の話です。ですから、戸籍上の性別だけに従ったトイレを必ず使えというのは、非現実的な話なんですよ。逆に、トランス当事者が本人の社会生活上の移行段階に合わないトイレを使った場合、それがたとえ違法な目的によるものでなくとも、実際問題として、注意されたり混乱が生じる可能性はあります。ですから、たいていのトランス当事者の側としては、そのようなリスクを踏まえた上で、自分の状況に応じて日々行動しているということです。
トランスジェンダーは多目的トイレを使うべき?!
編集部:「トランスジェンダーはみんなこのトイレを使おう」と一括りにできるわけではなく、当事者の状況によって人それぞれということなんですね。
仲岡さん:トランス当事者が戸籍上の性別と異なるトイレを問題なく使えるかどうかは、結局、当人の移行段階によるとしか言いようがないものです。要するに本人の状況やその施設の性質などによってケースバイケースです。トランスジェンダー や性同一性障害の人たちは、社会実態として、これまでもずっと存在してきたわけで、警察もそのくらいのことは前から把握していますから、個別具体的なケースに応じて対応しているようです。そしてトランス当事者の側も、自身の状況についてはよく理解すべきですね。世間では誤解されがちですが、トランスというのは「移行」していくもので、「自称」だけですべての場において通るようなものではありませんから。
男女に関係なく痴漢は通報すべき!
編集部:通報についてはどうでしょう。「トランスジェンダーの権利を認めると通報することも差別になる。だから法律などでトランスジェンダーの権利を認めることには慎重になるべきだ」という意見もあります。
仲岡さん:当たり前のことですが、痴漢と思われる不審者を通報したからといって、差別にあたるものでもありません。 もっとも、不審者でないことが明らかに分かっているのに、殊更に嫌がらせ目的で通報して回るような特殊なケースは別ですが。また、警察官などの捜査機関も、不審者に対しては、立ち入りの目的や態様など、それが犯罪行為にあたるかどうかを警察署などで詳しく取り調べるわけで「トランス女性だ」と言いさえすれば簡単に見逃してくれるような単純なものではありません。いわゆるLGBT法などが成立したからといって警察の取調べや刑事手続きの運用が変わるとは思えません。そもそもLGBT法は刑事法ではありませんし、案文を見ても、そんなことはどこにも書かれていません。刑事手続の運用とは無関係です。
編集部:よくわかりました。仲岡さん、ありがとうございました!
結論としては「刑事法の運用は変わらない」ということでした。
ネット上では、トランスジェンダー特にトランス女性へのヘイト的言動があふれてます。誤解もあると思いますが、許されないと思います。特に弱者である女性の権利を元来男であるトランス女性が侵害しているという主張には、特に注意が必要だと思います。
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