https://eiga.com/news/20220627/11/
庵野秀明監督が企画・脚本を務め、樋口真嗣監督がメガホンをとる「シン・ウルトラマン」(公開中)が、公開初日の5月13日から6月26日までの45日間で、観客動員269万人、興行収入40億円を突破。さらに山寺宏一が、ウルトラマンと同じく光の星からやってきた使者・ゾーフィの声を務めていることが、公式に初めて明かされた。ゾーフィと、ゾーフィが伴う天体制圧用最終兵器・ゼットンの名場面をおさめた映像(https://youtu.be/6Fi7alZBqfw)と場面カットもお披露目された。
昭和41(1966)年の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、いまなお根強い人気を誇る国民的特撮ヒーロー“ウルトラマン”。ウルトラマン55周年記念作品となる本作では、斎藤工が“ウルトラマンになる男”神永新二を演じ、長澤まさみ、有岡大貴、早見あかり、田中哲司、西島秀俊らが共演した。
人類の監視者かつ裁定者として地球に降着するゾーフィの声を務めた山寺。庵野監督の「エヴァンゲリオン」シリーズで加持リョウジを演じ、円谷プロのデジタルプラットフォームサービス「TSUBURAYA IMAGINATIO」で配信中の特別企画「シン・ウルトラファイト」「続・ウルトラファイト」でもナレーション・実況を担当している。山寺は、「時代を超えて生まれたこの素晴らしい作品に参加出来た事を、心から誇りに思います!」と喜びをあらわにする。また、「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」というキャッチコピーが、自身のセリフだと明かし、「驚きました」と振り返った。
物語の舞台は、次々と巨大不明生物“禍威獣”(カイジュウ)が現れ、その存在が日常的なものとなった日本。通常兵器は全く役に立たず、限界を迎える日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、「禍威獣特設対策室」、通称“禍特対”(カトクタイ)を設立。班長・田村君男(西島)、作戦立案担当官・神永、非粒子物理学者・滝明久(有岡)、汎用生物学者・船縁由美(早見)が選ばれ、任務に当たっていた。ある日、禍威獣の危機が迫るなか、大気圏外から突如、銀色の巨人が出現。巨人対策のために分析官・浅見弘子(長澤)が新たに禍特対に配属され、神永とバディを組むことに。浅見による報告書には、「ウルトラマン(仮称)、正体不明」と書かれていた。
シン・ウルトラマンではゾフィ―でなく、ゾーフィです。「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」
天体消滅用最終兵器がゼットンなのです。
ゾーフィが伴う天体制圧用最終兵器・ゼットンの名場面をおさめた映像(https://youtu.be/6Fi7alZBqfw)のお披露目ってこれこれ。
お出かけしたのは、地下鉄でなく博多駅行の西鉄バスです。博多駅まで30分ほどです。
博多駅まで行った目的は、調子の悪いパソコンの修理と銀行に支払いに行ってきました。「男の方ですよね」って聞かれることもなく無事終了(笑)
みんな無関心なのかな?私が男でも女でも関係ないと思っているのかな?みんな後から、あいつおかまだねって笑ってるかも?ファション関係のお店などを見て回って帰ってきました。パス度ってよくいうけど正直よくわかんないわたし。20代の女子と比べられたらかなわないけど、50代から60代女性となら勝負できると思ってはいるんだけど?
最近、トランスジェンダーいついてのシリアスな問題を取り上げてますが、今回もそんな問題です。
最近次のようなニュースが飛びこんできました。
水泳界はトランスジェンダー選手の女子競技への出場禁止を決定! 各国では賛否両論「酷だ」「間違いなく正しい方向へ」という記事です。https://news.yahoo.co.jp/articles/966db4f32ab85daa1f22d6213d3578d89d96c2c8
以下のような記事です。2022年6月22日の記事です。
連盟の71%は新方針に賛成
トーマスのようなトランスジェンダー選手の女子部門への参戦は小さくない話題となった。だが、その問題に国際的な決定が下された。(C)Getty Images水泳界で重大な決定が下された。
現地時間6月19日、国際水泳連盟(FINA)は、ハンガリーのブタペストで行なわれた臨時総会後に、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダー女子選手の女子の部への出場禁止とともに、「オープンカテゴリー」を新設すると発表した。
かねてからトランスジェンダー女子選手の競技参加は懸案事項だった。競泳界では、全米大学体育協会(NCAA)選手権の女子500ヤード(約457メートル)自由形で、2020年まで男性として競技を続けていたリア・トーマス(米国)が初制覇。東京五輪女子400メートル個人メドレーの銀メダリストであるエマ・ワイアントに1秒75差をつける4分33秒24での優勝は、賛否両論を巻き起こしていた。
当のトーマス本人は「答えはいつもシンプル。私は男じゃない。トランスジェンダーも他のアスリートたちと同様に、もっと尊重されていいはず」と語り、女子選手として大会に参加する意味を強調していた。だが、周囲からの反発は大きく、彼女の参戦は国際的な問題へと発展していった。
そうしたなかでFINAは「出場禁止」という明確なルールを設けた。フセイン・ムサラム会長は「トランスジェンダーの選手が、自らが選択した性別で戦いたいと思う気持ちは理解している。だが、優遇があってはならない」とし、「さっそく作業部会を立ち上げ、大規模大会においてオープンカテゴリーを設置することを目指している。我々が先陣を切る」と、新部門に自信を示した。
決定に際して問題が全くないわけではない。FINAに属する一部の医療委員会からは、女子選手としての出場資格が得られる期限が、タナー段階2(身体的発育が始まる時期)以降の男性の思春期をまったく経験していない12歳前とされたことについて、「10代に残りの人生を決断させるのは酷だ」という意見も出たという。
しかし、FINAのメンバー152人の71%によって賛成された新方針については、やはり好意的に受け止める声が大半を占めている。女性として大会に参戦したトーマスとの対戦経験があるケンタッキー大学のライリー・ゲインズは、米放送局『FOX Sports』の取材で、「間違いなく正しい方向に歩むための第一歩になる」と応えている。
「女子スポーツの公平性を保つための一歩になると思う。もちろん、それですべてが解決されるわけではないけど、正しい方向への一歩であることは間違いない。これは過去50年以上も女子選手たちが、公平なチャンスを得るために努力して得たもの」
なお、今回の決定によって、トーマスは2024年に開催されるパリ・オリンピックには、新設される「オープンカテゴリー」が定着しない限り出場できなくなる。以前に複数の米メディアで「オリンピックに出たい」と語っていたが、はたして彼女の胸中やいかに――。
記事は以上です。公正なルールが必要であり、そのルールは時代によって変わっていきます。トランスジェンダーの競技参加について、今回のような決定がなされたわけです。
ただ私はこういったことで今後トランスジェンダーの権利が後退しないか。それからトランス女性と言っても男にすぎないといった偏見や差別が蔓延しないかという危惧です。トイレ等の問題もあるけど、就職や仕事といった経済の基盤までおびやかされないかという深刻な問題です。
当時者であるリア・トーマスさんがインタビューで応えられています。以下の動画です。このインタビューを見る限り、わたしはまっとうな方だと思いますし、その気持ちはよくわかります。彼女は、従来の決められたルールに従って競技に参加しただけでなんの問題もないわけです。彼女を責めるべきではないと思います。
ところが、この動画の後半に出てくる2人の女性は、トーマスさんへの憎悪、トランス女性への偏見と差別に満ちてるとしか思えません。だいたいオリンピックでメダルを取るためにトランスする人などいません。
次の動画もトーマスさんへの批判動画ですが、トーマスのレベルがあがれば、あがるほど批判の声が強まっていったようです。元男性っていうこと、その上に記録を出していったということに批判が集中します。
次の動画でもNCAAが元男性を優遇していて男女平等に反するとかそんな意見になっているようです。元男とか男ってことを強調されることがどんなにつらいか私は、トーマスさんの気持ち考えるといたたまれないです。
次は国際水泳連盟の新しい見解です。新たな基準を模索してるようですけどね。公平は大切な概念です。静観するしかないのですが、ただトランスジェンダーのスポーツをする権利を侵害するものであってはないらないと思います。特にトーマスさん、あなたは悪くないって言いたいです。
【国際水泳連盟 トランスジェンダー選手の新カテゴリー創設検討へ】
トランスジェンダーのココさん(こうぶんこうぞう)の意見も参考になります。オリンピックでメダルをとったトランスジェンダー女性についてです。以前も紹介したかもしれません。
まず最初に1番気の毒なのは、五輪出場を許可されたトランスジェンダーアスリートだとおもいます。どなたかが彼女の心のケアをしてくださってる事を願っています。
世界各国でLGBTの様々が議論されてますが、どうも当事者不在で色々進められているのではないでしょうか?議論になる事で何か未来に繋がるなら良いのですが、今回の事でトランスジェンダーに対する風当たりが強くなるような予感も少しだけしています。。。
今回の緊急ラジオではトランスジェンダーだからわかる身体の事を含め私の気持ちを正直に話ました。。。
スポーツでも、法案でもどんな場面でも当事者不在で事を進めて、世間からバッシングされたり叩かれたり、しわ寄せが来るのは他でもなく当事者です。。。
この度のLGBT法案についても、何も関係のない私にも心ないメッセージが増え続けています。
言われのない差別にもつながるので、LGBTに関わる事は政府の方もオリンピック委員会の方も
当事者をまずは知ろうとしてください
最後にトーマスさんを応援するような記事を紹介します。
米女子トランスジェンダー選手が「私は男じゃない」と批判に反論!水泳界で「もっと尊重されていいはず」と主張
THE DIGEST編集部 2022.03.06 https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=53377
先月にアメリカで開催された水泳選手権でのあるレースが小さくない話題となっている。
【PHOTO】北京五輪で輝け!冬のスポーツシーンを彩る「美女トップアスリート」たちを一挙紹介!
話題の中心にいるのは、2020年まで男性として競技を続けていた米ペンシルベニア大学に通うトランスジェンダーのリア・トーマス。昨秋から女性として参戦を続ける彼女は、アイビーリーグ選手権の500ヤード(約457メートル)自由形を制覇。さらに200ヤード(約183メートル)自由形でも1分43秒12の大会新記録で優勝と力を見せつけたのである。
元男性であるトーマスだが、ルール上は何も問題はない。性転換後に男性ホルモンのテストステロンのレベルを1年間以上抑制。NCAA(全米大学スポーツ協会)の規則をきっちりと守っている。
だが、元男性であるトーマスの参加に反発する者も少なくない。そして女性のカテゴリーでの支配的なタイムには、SNSで批判的な声が相次いだ。英スポーツ・メディア『Sportbible』は匿名の大学生スイマーのコメントとして「NCAAの幹部は、誰も女性の権利を守ろうとしない」と紹介した。
「もし、男性のスポーツで、今回みたいな不平等があったと想像してください。きっと瞬く間に明確な措置を下すはずだ。でも、今回は女性だから気にしてない」
SNSでの心無い誹謗中傷を含めて、トーマスに対しては、批判的な意見が強まった。だが、当の本人は、そうした意見を意に介していない。
米誌『Sports Illustrated』のインタビューに応じた23歳は、「答えはいつもシンプル。私は男じゃない。私は女だし、トランスジェンダーも他のアスリートたちと同様に、もっと尊重されていいはず」と訴えている。
「トランスジェンダーの悩みを抱える子どもたちや、私よりも若いトランスジェンダーのアスリートたちに、『自分は一人じゃない』ということを示したい。自分らしさと好きなスポーツのどっちかを選ぶ必要はないんだと伝えたい。正直、これから私の水泳人生の未来がどうなるかはわからない。けど、続けられるなら、続けていきたい。自分らしく泳いで、競争していきたい」
現在、SNS上でのバッシングが強まり、ダイレクトメッセージの封鎖を余儀なくされているというトーマス。それでも「私は毎日でも水の中にいて、泳いでいたいし、競争がしたい」と語る彼女は、次のように続けている。
「もうそうしたヘイターについて調べることはしない。私は泳ぐためにここにいる。チームの他の人と同じように、私はいつも自分をただの水泳選手として見てきた。長い間やってきたことだし、好きなことだから続ける。そしてベストを尽くしていきたい」
批判にもめげず、純粋に水泳に取り組む彼女の想いは、周囲にも届いている。同誌は、「同大学の水泳部のある母親の手紙の一部」として、次のコメントを抜粋している。
「私たちはリアを支持し、彼女が幸せな人生を送ることを望んでいる。もう彼女のような選手を傍観することはできない。私たちがここで声を上げなければ、次から次へと違う大学で同じようなことが起きる。もう世界は変わっている」
順調に成長を続ければ、2024年のパリ五輪にも選出される可能性があるというトーマス。彼女が国際的な大舞台で躍動する日は訪れるのか。その泳ぎを興味深く見守りたい。
ちょっと意地悪な感じの女の子みたい。主人公をいじめる敵役。だれってあたし。亜希です。
ウイキペディアによるトランスジェンダーシリーズの最後です。旗と概要でまとめとします。無知な私も少し勉強になったかな?
【旗・シンボル】
LGBTの旗・シンボルとして、虹色の旗が知られるが、トランスジェンダーの旗として、「トランスジェンダー・プライド・フラッグ(Transgender Pride Flag)」が知られている。
トランスジェンダー・プライド・フラッグ
トランスジェンダー・プライド・フラッグは、アメリカのトランス女性モニカ・ヘルムズ(英語版)によって1999年に創られ、2000年に米国アリゾナ州フェニックスのプライドパレードで初めて発表された[46][47]。
この旗は、トランスジェンダーコミュニティを表し、中央に5つの水平ストライプ(ライトブルー2つ、ピンク2つ、ホワイト1つ)から構成されている。
ヘルムズはトランスジェンダー・プライド・フラッグの意味を次のように記述している。
「上下の水平ストライプは、男の赤ちゃんの伝統的な色のライトブルーで、その隣のストライプは女の赤ちゃんの伝統的な色のピンク。中間のストライプは白で、間性、移行中、または中立的や未定義の性別を持っていると考えている人のためのものです。あなたがこの旗をどのように掲げても、それは常に正しいものであり、私たちの生活の中で正確さを見出すことを意味しています」
英国では、ブライトン・アンド・ホヴ評議会が、トランスジェンダー追悼の日にこの旗を掲揚している。ロンドン交通局はまた、2016年トランスジェンダー認知週間に、ロンドン地下鉄のブロードウェイ55番地(英語版)本部から旗を掲揚した。
2012年11月19日と20日に初めて、サンフランシスコのカストロ地区の大きな公共旗掲揚台(通常はレインボー・フラッグが掲揚される)から掲げられた。トランスジェンダー追悼の日を記念したもので、旗を掲げる式典は地元のドラァグクイーンLa Monistatによって主宰された。
2016年、サンタクララ郡はトランスジェンダー・プライド・フラッグを掲げる、米国で最初の郡政府になった。
→トランスジェンダーの旗ってあったんですね、初めて知りました。LGBTQのレインボーの旗は知っていたけどね。
【概要】
厳密にトランスジェンダーとは、複数の性同一性(ジェンダー・アイデンティティ)の総称で、出生時に割り当てられた性別と対極にある性同一性(トランス女性とトランス男性)の他に、男女(性別二元制)の枠にはまらない性同一性(Xジェンダー、ノンバイナリー、ジェンダークィア、アジェンダーなど)も含む。トランスジェンダーに第三の性(後述)を含む場合もある。日本語では「性別越境者」と呼称されることがある。
トランスジェンダーに、性嗜好であるオートガイネフィリアは含まれない。また、トランスジェンダーという用語は、クロスドレッサー(異性装もしくは女装)やドラァグクイーンとは異なるものである。
トランスジェンダーの人の中にはジェンダー・ディスフォリア(性別違和)を感じる人も多く、違和を解消するためにホルモン補充療法や、性別適合手術、心理療法などの医学的な措置を用いる場合がある。このような措置を望まない、もしくは必要としない人もいれば、金銭的、医学的、制度的な理由で選択できない場合もある。医学的処置のうち、身体的な性別移行(トランジション)を希望した人のなかには、トランスセクシュアルという呼称を希望する人もいるが、近年はトランジションの有無にかかわらずトランスジェンダーという呼称を希望する人が多い。
一般的に、ジェンダー表現はその人物の性同一性と関係していることも多いが、必ずそうであるわけではない。特定のジェンダーを連想される、もしくは特定の性役割にならった外見、行動や態度は、必ずしもそれと一致した性同一性を持つことを意味するわけではない。
トランスジェンダーであることは、その人のセクシュアリティ(性的指向)とは独立した概念である。すなわち、異性愛、同性愛、バイセクシュアル、アセクシュアルなどを含む多様なセクシュアリティを持つトランスジェンダーの人がいる。また、性的指向であるLGBに恩恵をもたらす制度は必ずしもトランスジェンダーにとっても恩恵をもたらすとは限らない[。
トランスジェンダーに対して、出生時に割り当てられた性別と性同一性が一致している人(トランスジェンダーではない人)のことをシスジェンダーと形容する。
以上でおしまい。
今回は、予定を変えて「体は男でも女だから女子トイレに入れろとか…ばかげている」。自民・山谷氏がLGBT法案めぐり発言という記事を取り上げます。わたしから見ると差別発言といいたいです。
東京新聞の5月19日の記事です。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/105302?fbclid=IwAR1gx-6B1uFVeNYwk68EcsCWaRZ0HeHlilbTzMpms7uX0_oTInAXvCNntLs
超党派議員連盟による、LGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案要綱の議論に関連し、自民党の山谷えり子元拉致問題担当相=写真=が19日、党内の会議で「体は男だけど自分は女だから女子トイレに入れろとか、女子陸上競技に参加してメダルを取るとか、ばかげたことがいろいろ起きている」と発言した。
法案要綱を巡っては14日、「差別は許されない」との文言を目的や基本理念の部分に追加する修正で与野党が合意。山谷氏は「自民党として認めるには大きな議論が必要」「しっかり議論することが保守政党としての責任だ」などと述べた。
山谷氏の発言に関し、社民党の福島瑞穂党首は19日の記者会見で「そういう発言があるのは本当に残念。理解が足りないのではないか」と批判した。(共同)
自民党党内の会議で「体は男だけど自分は女だから女子トイレに入れろとか、女子陸上競技に参加してメダルを取るとか、ばかげたことがいろいろ起きている」と自民党の山谷氏が発言したということです。自民党として認めるには大きな議論が必要」「しっかり議論することが保守政党としての責任だ」などと述べたとありますが、結局トランスジェンダーに関して不理解と偏見に満ちていて、その権利を認めたくないといいたいのだとしか思われないです。
トランス女性のトイレ問題とスポーツをする権利の問題は、この間も取り上げてきました。トランスジェンダーが痴漢目的で女子トイレに入りたいとでも言うのでしょうか。メダル取りたいために男性から女性に性適合手術を受ける男がでてくるとでも言いたいのでしょうか。トランス女性は、男だから男子トイレに入れそしてスポーツは男性として参加せよということでしょうか。その意見の方が、よほどばかげた意見だと思います。
スポーツの種類によっては、参加者を体重別とかにより競わせる講義もあります。柔道やレスリングといった格闘技がそうです。種目によっては不公平をなくすために基準を見直すことが必要でしょう。ただトランスジェンダーのスポーツをする権利を認めないということや作られた基準でトランス女性が参加してメダルを取ったトランスジェンダー選手がドーピングでもしたかのような批判をするとかおかしいと思います。競技当事者の意見を聞きながら、場合によっては基準やルールを見直すことはありうるということです。例えば黒人は、走るのが速いと思っている方、案外多いと思います。ただすべての黒人が走るのが速いわけではありません。トランス女性は、男だから力が強いと思っている方多いと思いますが、これもすべてのトランス女性が、そうではあるとは限りません。わたしなんか、女子の中に入っても腕相撲とか強いほうに入らないです。
こぅした偏見や差別に満ちた政党が、政権を握る続けるこの国って、先進国っていえるのでしょうか。得意だった経済分野もこの30年振るわず、この国の現状そして未来を憂いていまいます。ジェンダー指数や報道の自由については、すでに先進国とは言えないのですけど。この記事の最後に社民党の福島瑞穂党首は19日の記者会見で「そういう発言があるのは本当に残念。理解が足りないのではないか」と批判したとあります。ただこうした正論をはく政党が、この7月の参議院選挙の結果次第では、消滅の危機だといわれています。一方で差別や偏見に満ちた政党が、この国では圧倒的な強さを持って支持されている現状があります。残念ながらマイノリティにとって生きづらい国だということになります。
この話を書いているとき、「同性同士の結婚を認めないのは憲法に違反するとして同性カップルが国を訴えた裁判で、大阪地裁は憲法に違反しないとして訴えを退けました。」というニュースが飛び込んできました。そういえば、だれも困らないと思われる夫婦別姓ですらこの国は認めようとしない現実があります。議論が足らないというが、実質あなたたちの頭の中が偏見と差別に満ちているだけだと言いたいです。