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杉田水脈議員 アイヌ民族差別投稿が人権侵害認定!
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ウエディングドレスと教会、ちょっとあこがれます。またAI画像です(笑)



今回は、ヘイト発言を繰り返す国会議員の杉田水脈議員に札幌法務局が人権侵害を認定という記事です。


杉田水脈議員 アイヌ民族差別投稿が人権侵害認定で「いつまで国会議員に」と批判殺到
9/20(水) 17:00配信

女性自身  https://news.yahoo.co.jp/articles/9fe01122cc89b0abc64f469b90c526073e990259?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20230920&ctg=dom&bt=tw_up

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9月19日に東京都内で開催された新しい歴史教科書をつくる会東京支部「新東京塾」の講演会。その講師を務めたのは、杉田水脈衆院議員(56)同会は“これまでの教科書が日本を不当に悪く描いていたのを改め、子供たちが日本に誇りを持てる教科書で学べるようにすること”を目的とするもので、杉田議員は理事を務めている。9月19日の講演は満員だった。

そんな彼女がブログにアイヌ民族を侮辱する投稿をした問題に進展が――。全国紙記者は言う。

「’16年2月にスイスで開かれた国連女性差別撤廃委員会に参加した際に、杉田議員はブログに《チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります》《同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる》などと投稿。これに対して会議に参加していたアイヌの女性が札幌法務局に救済を申し立てたのです。

’22年11月には、参議院予算委員会で質問を受けて杉田議員はブログを自ら書いたと認めて、『100人ぐらいの方々が取り囲んで、至近距離で罵声を浴びせられた。当時、一般人だった私がこのような感想を持つのは仕方がなかった』と釈明していました」

各メディアによると9月7日に札幌法務局が、杉田議員の投稿などに対して「人権侵犯の事実があった」と認定し、杉田議員にアイヌ文化を学び、発言に注意するよう啓発したという。

杉田議員による“問題発言”は、過去にも――。
「’18年に配信されたネット番組で、杉田議員はジェンダーに関する研究に取り組む大阪大学の牟田和恵名誉教授に、“期間外に科研費を使用した”として『ずさんな経理』と発言して訴訟に。`23年5月の控訴審で、牟田氏の名誉を傷つける違法な発言だったと認定され、33万円を支払うように命じられました」(前出・全国紙記者)
たびたび問題を起こす杉田議員にSNS上で批判の声があがった。

《これまでも問題ばかりの杉田水脈》
《発言の正否よりそこ考えられない人が議員って。しかも問題発言何度目?》
《またこの人か…何度目だよ?》
《杉田水脈、いつまでこんな奴が国会議員でいるのか》




性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事の松岡氏が以下のようなこと主張されています。

杉田水脈氏を更迭しない岸田政権、人権や差別の問題「軽視」象徴

松岡宗嗣一般社団法人fair代表理事  https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/942411008b33633333a0234eab7950552f2d5b37

2022/12/2(金) 19:52

杉田水脈・総務大臣政務官が2日、過去に「LGBTは生産性がない」と月刊誌に寄稿した件や、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」などとブログに投稿したことについて謝罪・撤回した。報道によると、松本剛明総務大臣が杉田氏に対し、発言を撤回・謝罪するよう指示したという。

杉田氏はこれ以外にも、さまざまな差別や問題発言を繰り返してきた。今国会で、何度も発言について問われてきたが、頑なに謝罪や撤回をせず答弁を拒んできた。

ようやく上から指示されて撤回に至るという点からも、考え方が変わったとは到底考えられない。また、前述の発言を撤回するのであれば、他にも謝罪すべき差別・問題発言は数多くある。

本来は議員を辞職するレベルの差別や問題発言を繰り返してきた人物であり、そもそも政府の要職に就いてしまっていること自体が問題だ。これは岸田政権の任命責任の問題でもある。


【謝罪・撤回を頑なに拒否】
今年8月、第2次岸田改造内閣の人事が発表され、総務大臣政務官に杉田水脈氏が就任することが明らかになった。
旧統一教会との関係が問われた改造内閣だったが、むしろジェンダー平等や性的マイノリティの権利保障に反対する旧統一教会の思想と強く合致するような人物が政府の要職に就いてしまう状況に疑問を抱く。

差別発言を咎められることなく、むしろ出世できてしまうことに絶望的な気持ちになった--。こうした人事に対して批判の声が多数あがっていた。

10月からはじまった臨時国会では、杉田氏が初答弁した衆議院の「政治倫理」に関する委員会をはじめ、さまざまな場所で、同氏の過去の発言の問題が追及されていた。

参議院内閣委員会で「男女平等は、絶対に実現し得ない反道徳の妄想」という発言が問われると、杉田氏は「総務大臣政務官なのでコメント差し控える」と答弁を拒否。参議院の政治倫理・選挙制度に関する特別委員会で「LGBTは生産性がない」寄稿について謝罪と撤回を求められると、「不快に思われた方がいたなら、重く受け止めている」と言い、謝罪と撤回を拒否した。

【むしろ問題発言を重ねる】
そして11月30日の参議院予算委員会では、性暴力被害者に対する「女としての落ち度があった」との発言や、この件に関するTwitterの侮辱投稿へ何度も「いいね」を押した問題。性被害者について「女性はいくらでも嘘をつける」と発言した件、さらに「女性差別というものは存在しない」「男女平等は絶対に実現しない、反道徳の妄想」「LGBT支援なんかいらない」「弱者ビジネスに骨の髄までしゃぶられてしまう」「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。日本国の恥さらし」など、数々の発言についての問題が追及された。

しかし、杉田氏はほとんどの発言について頑なに謝罪・撤回を拒否。むしろ「女性として落ち度があった」と発言した件については、検察が不起訴としていたことから「当時は性暴力というのはなく、性暴力被害者というのも存在しない」などと発言。「女性差別は存在しない」という発言の意図は、「命に関わるひどい女性差別は存在しない」という意味だったなどと問題発言を重ねた。

「男女平等は絶対に実現しない、反道徳の妄想」についても、「当時は別の政党に所属していたから」などと言い訳をし、「LGBTは生産性がない」「LGBT支援なんかいらない」「弱者ビジネスに骨の髄までしゃぶられる」などについても、「当時から差別する意図はない」と、全く回答になっていない答弁ではぐらかした。

「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。日本国の恥さらし」についても明らかにヘイトスピーチと言えるものだが、「当時、一般人だった私がこのような感想を持つのは仕方がない」などと答弁した。
国会での質疑やメディアではあまり触れられないが、杉田氏は日本軍「慰安婦」の問題についても、過去に著書で「慰安婦像」を「建つたびに、一つひとつ爆破すればいい」などと述べ、「慰安婦」について扱った共同研究について「日本の国益を損なう反日研究」などとSNSに投稿している点も追及されるべきだろう。


【擁護する岸田首相の矛盾】

いずれにせよ、これまであげた発言だけでも十分議員を辞職すべきレベルのものだが、むしろ政府の要職に就いてしまっている現状は、明らかに“特異”な状況だ。

国会では杉田水脈氏の登用について、岸田首相の任命責任が問われたが、首相は「任命責任については、この人事は適材適所ということであります」と答弁。さらに、岸田内閣が「多様性」を尊重するという方針を掲げており、「内閣の一員である以上、この方針に従ってもらわなければならない」とする一方で、「以前の言動については、政治家として本人が説明責任を果たすべき」と答弁した。

マイノリティの人権を侵害し、差別や問題発言を繰り返すような人物が「適材適所」と捉えられていること自体が問題だが、岸田首相の論理においても、杉田氏は総務大臣政務官として不適格であると言える。
岸田政権が「多様性の尊重」を掲げ、その方針に従う必要があるのであれば、杉田氏の過去の発言内容は明らかに「問題」であり、謝罪・撤回しなければその「差別的な考え」は変わっていないということになる。これは政策に影響する可能性が大いにあり、つまり内閣の方針に従っていない。

さらに、過去の発言は本人が説明責任を果たすべきだ、というが、杉田氏は頑なに謝罪撤回をせず、はぐらかすような答弁を続けている。全く説明責任を果たしていないため、岸田首相の論理にあてはまらない。

政権の掲げる方針に従わず、説明責任を果たしていないような人物を政府の要職に登用しているのは岸田首相だ。まさに政権の任命責任の問題であり、岸田首相が自ら主張する論理に従えば、杉田氏はすぐに更迭されなければならないだろう。
たかが「言葉」じゃない

杉田氏の過去の発言が何度も取り沙汰されると、「野党はいつまで杉田氏を吊るし上げるのか」といった批判が起きる。筆者も“同感”だ。こんな人事がまかり通って良いわけがなく、国会で「政策」の審議をするためにこそ、岸田首相は即座に杉田氏を更迭すべきだろう。

「杉田氏をやり玉にあげても根本的な問題は解決しない」という意見もある。これに対しては、むしろ「杉田氏すら罷免しない/できないような政権が、ジェンダー平等や性的マイノリティの権利を保障するとは到底考えられない」と言える。
「たかが過去の発言を、そこまで追及すべきなのか」と思う人もいるだろう。しかし、これは単なる言葉の問題ではない。
政治家が何度も差別や問題発言を繰り返し、何のおとがめもなくむしろ出世できてしまうという今の状況は、「これくらい言っても良いのだ」と、社会全体の差別発言に対する「許容範囲」を広げてしまう。

差別を受けるマイノリティの立場にとって、一つひとつの言葉は命や生存、尊厳に関わってくる問題だ。これらを放置することは、社会の差別を温存し、むしろ助長する効果をもたらしてしまう。
これは、すでに「また杉田氏の発言の問題か」という前述のような印象を広げている時点で、差別発言への“慣れ”を生み出してしまっており非常に問題だ。

杉田氏の総務大臣政務官という立場は、「行政施策の評価」や「統計」などを担当している。また、国会でも言及されていたが、SNSにおける誹謗中傷対策のキャンペーン「#NoHeartNoSNS」を管轄しているのは総務省だ。
性暴力被害者を侮辱する投稿に何度も「いいね」を押すような人物が、こうしたキャンペーンを管轄する立場にいることは明らかに問題で、誹謗中傷の防止ではなく、むしろ助長することに繋がりかねない。

「統計」については、「ジェンダー平等」も多数関わってくる。5年に一度実施される「国勢調査」では、同性カップルがパートナーとしてカウントされない問題などがある。

「男女平等は絶対に実現しない、反道徳の妄想」「LGBTは生産性がない」などと発言しているような人物がこれを管轄しているとなると、統計に大きな悪影響を及ぼされる可能性がある。

政府の要職に就くような人物が、「女性はいくらでも嘘をつける」「女性として落ち度があった」など、過去に何度も性暴力被害者に対するセカンドレイプとも言えるような発言を繰り返すことは、総務省だけでなく、行政の性暴力被害の問題に対する姿勢そのものの信頼を低下させるだろう。

岸田政権が掲げる「多様性の尊重」は、差別や問題発言を重ねる杉田氏が政府の要職に居続ける限り、「信用」することはできない。都合の良い言葉だけであり、実際には尊重するつもりがないと思わざるを得ない。
政権の人権・差別の問題「軽視」を象徴

すでに岸田政権では、旧統一教会との関係が指摘された山際大志郎・前経済再生担当大臣が辞任、「法務大臣は死刑のはんこを押す地味な役職だ」と発言した葉梨康弘・前法務大臣が更迭、そして杉田氏と同じ総務省の寺田稔・前総務大臣は「政治とカネ」をめぐる問題で辞任している。

これらの人々が辞任する一方で、杉田氏が更迭されないのは、政権が「人権」や「差別」の問題を軽視していることにほかならない。

上からの指示で「LGBTは生産性がない」などの発言を謝罪・撤回した杉田氏だが、「表現を取り消し」ても、マイノリティの人権を侵害した事実は無くならない。また、前述のように差別や問題発言は他にも数多くあり、「LGBT」発言のみを撤回すれば良いわけではない。

繰り返しになるが、これは本来、議員を辞職すべきような人物を政府の要職に登用している岸田政権の任命責任の問題であり、首相はすぐに杉田氏を更迭すべきだ。




ヘイト発言のデパートって言う感じの杉田水脈。ただネット等でその彼女を支持する発言をする人たちがいるのも驚きです。今すぐ更迭されるべきだと思います。

特に異質なものを排除する。弱い者を叩いて優越感にしたる。そのような社会がいい社会であるはずありません。だれもが生きていてよかったと思える社会であってほしいと思います。


杉田水脈議員の国会での答弁、以下よくまとめられてます。






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子どもがカミングアウトしたら…?
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あなたの家族、身内や友人、隣人がそうかもしれないのです。そんな時、SNS上のように「気道悪い」とか「変態」とか差別的な言葉をあびせるのですか。


子どもがカミングアウトしたら…?「LGBTQ」当事者と保護者が一緒に考える(島根・松江市)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e22b803ee62eaf52098b5096a0869af1d51408f6

性的少数者・LGBTQ。もし子どもや知人がカミングアウトしたらどう接するべきなのか。松江市の当事者が小学校で講演会を開き、保護者と一緒に考えました。

佐藤みどりさん:「若い時はレズビアンだと思っていたんですね。自分が女性として女性が好きだと思っていて、私は女性として扱われるのは好きではないし、私はトランスジェンダーだと思った」

佐藤みどりさん。身体は女性で心は男女どちらでもないトランスジェンダーです。

島根県が取り組む人権問題の啓発推進活動の一環で、小学生の子どもを持つ保護者に対して講演しました。

このなかで参加者に一緒に考えてもらおうと取り入れたのはグループディスカッション。

最初のテーマは「自分の子がLGBTQと打ち明けてきたらどう対応する」です。


保護者:「戸惑うかもしれない」

「考えたことがない」

「お母さんはどんなあなたでも好きだよって伝えるけど、居ないところでは、これからどうしようというのが本音かもしれない」

「トイレや更衣室のことは正直不安です」

「世代が上にいけばいくほど、それがおかしいっていう人が多い気がするから、どう説明して受け入れてもらうか」

また、デリケートな問題についても。


佐藤みどりさん:「女子トイレで手を洗っている時、女性が入ってくるとフリーズされる。酷い時は外に出ていかれて、表示を確認される」

佐藤さんは女性として生まれながらもファッションは男性らしいものが好み。

そこで生まれるのがトイレについての悩みです。


保護者:「多目的トイレがあればそこに入ればいい」

「私には女性に見えるから、女性用トイレでもいいと思う」

「自分は大人になっているから理解はできるけど、子どものいる場だとどうするか悩む」

佐藤みどりさん:

「男性用トイレにはサニタリーボックスがなかったり、個室が少なかったりするので男性トイレには入らない。となると専ら使うのは多目的トイレ」

誰もが納得するような正解のない難しい問題を一緒に考えます。

佐藤みどりさん:

「私は性別が人と違いました。だけどみんなそれぞれ違うじゃないですか、それが性別だっただけのことだと思う。皆違って、皆どうでもいいくらいのスタンスで受け入れて貰えれば」


保護者:「そんなに人の性について触れる必要がないのかなと。一人の人間として付き合っていけばいいかなと思った」

「性別で人を分けていた面もあったが、普段から子どもと何でも話せる関係性を大事にしていきたい」

「自分ごと」として捉える機会となった参加者たち。佐藤さんと一緒に考えることで、多様な性への理解を深めたようです。


こういったことを積み上げていくことによって偏見や差別も変わっていくと思います。

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ブライス人形ってかわいいその2  マイブーム^^
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みななななかよし、はいポーズ^^

ブライス人形、かわいいのでネットで拾ったもの消化します。


みんなで芋ほりかな?
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双子だったの?
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あれ、あのキャラと同じファション。コスプレかな?

ペコちゃんね^^
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セーラームーン、うさぎちゃんーー
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魔女の宅急便のキキ!
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赤ずきんちゃん、オオカミに気をつけてね^^
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かぼちちゃ畑のなかで、来現ハロウィンだね
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最後怖がらせちゃったかな?笑)?




あたしをモデルにお人形作ってみようかあな(笑)
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日本は人権後進国?ジャニー喜多川氏の性加害問題の背景に見えるものとは!
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Ai加工画像のわたしですよ(笑)。

人権後進国、人権意識が低い日本。多くの差別が当たり前のように起こっています。

サンデーモーニングの【風を読む】からです。


日本は人権後進国?ジャニー喜多川氏の性加害問題の背景に見えるものとは【風をよむ】サンデーモーニング

9/17(日) 13:54配信  https://news.yahoo.co.jp/articles/3939d530cdc412c3f9a15a9fa387fc2b7e4c94cf?page=1


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いまだ波紋が広がり続けるジャニー喜多川氏による性加害問題。経済界からも厳しい声が上がっています。背景に見えるものとは?

■広がるジャニー氏性加害問題の波紋

経済同友会・新浪剛史 代表幹事(9月12日):
「海外のメディアからも相当な注目を浴びています。人権侵害するようなことは、やってはいけない」
9月12日、ジャニーズ事務所について述べたのは、経済三団体のトップ、経済同友会の新浪代表幹事。
ジャニー喜多川氏による性加害問題は、企業が次々と所属タレントの広告起用を見直すなど、波紋が広がっています。
こうした中、被害者である「ジャニーズ性加害問題当事者の会」は、日本弁護士連合会に対し、人権救済を申し立てました。

ジャニーズ性加害問題当事者の会・平本淳也 代表:
「決して忘れない、傷が癒えない、思い出すこともある。これは人権を侵害されていることになるのではないか」


■人権が軽視されている?
今回この問題が、大きく取り上げられるきっかけとなったのは2023年3月に放送されたイギリスBBCによるドキュメンタリー番組でした。
その後、相次いで名乗り出た被害者に対し、7月には、国連の人権理事会が聞き取り調査を行います。
 
国連人権理事会・イェオパントン氏(8月):
「ジャニーズのタレントが絡むセクハラ被害者との面談で、数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという深く憂慮すべき疑惑が明らかになった」

いわば「外圧」で、ようやく大きな注目を集めた性加害問題。背景には、人権が重視されているとは言い難い日本社会の現状があります。


■LGBTなどに関する法整備の遅れ
例えばLGBTなど性的少数者の権利については、2019年のOECDによる評価で、法整備の遅れから日本は加盟35か国中34位。
 
LGBTへの理解を求めるパレードの参加者:「法整備が基本的に遅い」
以前から法整備を望む声がある中、5月のG7広島サミットを前に政府も何とか成立させようとしますが、結局間に合いません。

ようやく6月、LGBT理解増進法が成立しますが、当初の「差別は許されない」という文言が、「不当な差別はあってはならない」に修正されるなど、内容が後退した形です。



■在留外国人の人権

また、同じく厳しい批判を浴びたのが、在留外国人の収容問題です。
ウィシュマさん:「担当さん、病院の点滴お願い」

職員:「なんで病院行きたいの?」
ウィシュマさん:「もうできない…」

職員:「何できないの?」

ウィシュマさん:「息も出来ない…」 

2021年、名古屋の入管施設に収容されていた、スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)が施設内で亡くなった問題では、不適切な対応があったとの指摘が。

それから2年…2023年6月に成立した改正入管法は、難民申請のハードルがより高くなり、国連人権理事会も、収容などの面で、国際的な人権基準を満たしていないと指摘していました。


さらに日本の遅れはこんな所にも…。

■「女性活躍」の舞台に男性
6月に開かれたG7の「女性活躍」担当大臣の会合では、各国トップが皆女性なのに、日本だけが男性…。アメリカのタイム誌に、「きまずい記念撮影」と皮肉っぽく報じられました。
実際、日本は男女の格差状況を示すジェンダーギャップ指数で対象国146か国中125位と不名誉な地位に甘んじています。

■日本は人権後進国?
いまや「人権後進国」とも呼べそうな日本の現状。国際社会から、日本の人権問題について厳しい視線が注がれる中、その原因を専門家は… 


小川隆太郎 弁護士(国際人権団体ヒューマンライツ・ナウ事務局長):
「欧米だと、様々な革命といったような形で市民が人権を勝ち取ってきたという歴史がある。ひるがえって日本の場合は、そういった国と比較すると、強い意識というか信念が弱い。変えていこうという動きになかなか結びつきにくいという歴史的な背景がある」

さらに今回、ジャニー氏の性加害問題が大きく取り上げられるきっかけとなった番組を放送した、イギリスBBCは、こうした状況が長い間続いてきた背景を、こう指摘しました。

英BBC(9月9日):
「日本の恥と沈黙の文化も要素となる。日本では性的暴力を受けたと女性が発言すれば、その女性が激しい非難と攻撃にさらされることがある」


■五ノ井里奈さんが「次世代の100人」に
こうした中、9月13日、アメリカ・タイム誌は、性被害を実名で訴えてきた元自衛官の五ノ井里奈さんを今後活躍が期待される「次世代の100人」に選出。日本の人権が改めて問われた形です。

■国内人権機関の必要性
では、どうしたら日本社会は変われるのでしょうか。
小川隆太郎 弁護士(国際人権団体ヒューマンライツ・ナウ事務局長):
「人権を主張することについて日本の社会の中では、なかなか今、声を上げづらい。バッシングされたり、同調圧力のようなものがある。日本の国内でしっかりと人権を守る政府から独立した機関を作る必要がある。諸外国には(国内人権機関が)あるが日本にはない。その必要性はますます高まっている」

世界から遅れを取る日本社会の人権意識。その大きな変化が今、求められています。
(「サンデーモーニング」2023年9月17日放送より)



わたしがここで取り上げているのは主にトランスジェンダーの問題ですけど。これも大切な人権の問題だからです。特に人権問題に関心のなかったまたは差別する側の人たちが女性や子どもの人権をも丸などといってトランスジェンダー差別を繰り広げていることは許せないと思います。

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“性の多様性”を劇で表現
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学生が性の多様性を劇で演じたという話です。




“性の多様性”を劇で表現「適当なレッテルで扱われたくない」大学生が日頃の違和感や思いを台本に

9/15(金) 21:03配信
FNNプライムオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/36352eea066deffb793d7776d03a8b7d90f178fd?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20230916&ctg=dom&bt=tw_up


愛知・長久手市にある愛知淑徳大学の学生が、ジェンダーについての創作劇を作り、披露した。ジェンダーに対する違和感などを台本に込め、自分たちの言葉で疑問を訴えた。


ダンスやラップも盛り込んだ創作劇に

8月22日、長久手市の愛知淑徳大学の教室には、真剣に議論する学生たちの姿があった。

学生:わざわざ結婚する年齢とか子供欲しいかとか、個人の自由なのにいちいち聞くなと思いました

学生:1個上の女性の先輩が学ランを着ていました。

ジェンダーについて考える授業で、テーマは男らしさや女らしさ、結婚や性についてなど様々だ。
愛知淑徳大学では28年前に男女共学になったのを機に、全国で初めてジェンダーの研究機関を設置した。ジェンダーに関する授業や、男女どちらも着られる制服を作るなど、先進的な取り組みを続けてきた。


ジェンダー・女性学研究所の坂田陽子所長:卒業して一歩外に出たら、そういう偏見がたくさん残っている。男女とか言っている方が古くて、もう好きなように自分を表現しなさいと言いたいです

ジェンダーの授業の一環として行われるのが「創作劇」。授業でディスカッションした内容をもとに学生たちが自ら台本を書き、ステージで披露する。

学生(4年生):台本を書かせていただけるということで、幅広い年代の方に見ていただくことで、ジェンダーに関する知識を深めていただきたい

学生(2年生):
それぞれの結婚観とか恋愛観というのを話し合って、人それぞれだということを最終的にアピールしていく形で
できあがった台本には、学生たちが日頃感じているジェンダーに対する世の中への違和感や思いが込められた。
迎えた当日、会場には続々とお客さんが入り満席となった。学生たちは自分たちの言葉で、世の中への疑問を訴えた。

<創作劇のセリフ>
「性別だって日によって変えられたらいいのにな」
「ちっちゃい子とか、令和の若い女子とか、適当なレッテルで扱われたくない」
「生理って決して恥ずかしいことじゃないのに、日本はタブーにしすぎなんじゃない」
「私は結婚したくありません。当時同性が好きだった私は、結婚したくても法律上できないんだろうなと諦めていました」
「結局人それぞれ!価値人それぞれ!普通も人それぞれ!」

ダンスやラップも盛り込んだ個性的な創作劇となった。


観客:面白かったですね。自分でも考えているようなこととか、言われたこととかあって、すごく共感できるし

観客:結局変わっていないんだなって。自分たちが子供の時に思っていたことを、今の子たちもそのまま思ってるんだなって。面白かったです。すごく考えさせられました

学生(4年生):ジェンダーは私は触れたことがない部分で、ちょっと緊張というか、大丈夫かな、自分にできるかなと不安も大きかったんですけど、自分たちにとってすごく距離感の近い作品作りができたのかなと


ジェンダー・ダイバーシティ表現演習の刈馬カオス講師:この授業を通じて、ジェンダーって自分たちにとって無関係ではないんだ、自分たちも当事者なんだとなりますし、私だけじゃないんだと思って少し心が楽になるような、そういう時間になったんじゃないかなと思っています。

(東海テレビ)





演劇、演じることってある意味素敵。別のあたしになれる。若いころ「おかま」役でいいので女性役やりたいって思ったことあります。

また演じるといば、わたしも長いこと「男」を無理に演じてきたような気がします。そういう意味でリボンの騎士のサファイアって共感できて大好きなですけどね。
リボン





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